■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう
2023/02/24

【産直はなゆき農場有機牛】食料自給力を高め、環境に配慮した農畜産へのチャレンジ

国内で飼育される肉牛の飼料自給率が10%に満たないなか、北十勝ファームの飼料は約70%の地元十勝産とあわせ90%以上が国産と高水準の自給率です。飼料を安定的に調達するために、上田さんは放牧地近隣の耕作放棄地を借り、自ら農地を耕して飼料となる作物を育てています。ほとんどの飼料が近隣地域で生産されるため輸送距離が短くトータルで排出するCO2 が少なくてすみます。

しかも、放牧地の牧草は、放牧された牛の糞を堆肥とする循環型農畜産業、有機牛の飼料の栽培は農薬や化学肥料を不使用のため土壌を汚さないなど、北十勝ファームの取り組みは多面的にエコな農畜産業を実践しています。

北十勝ファームのデントコーン畑と、牛の飼料になるデントコーン

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