■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう
2023/02/24

【産直はなゆき農場有機牛】新しい生産者支援、そして若い担い手育成にチャレンジ

肉牛は出荷するまでに長い年月を要しますが、その間、生産者には収入がありません。特に有機牛の生産には、牛舎や放牧地、飼料の保管場所、配合に使う重機なども慣行飼育のものとは区分する必要があり、初期費用がハードルになります。
そこで、北十勝ファームとコープデリは2018年から新たな生産者支援の取り組みにチャレンジしています。コープデリが子牛の段階で購入して北十勝ファームに預け、生産管理料を支払うことで生産者の経営の安定性を高める、新しいコープデリの産直のカタチです。

また、国内の生産者が高齢化するなか、これからの担い手を応援することはとても大切です。「はなゆき農場有機牛」の取り組みはコープデリの「若手生産者の支援」のチャレンジでもあります。有機牛を生産する北十勝ファームの一部門としての「株式会社はなゆき農場」を任されたのは、入社14年目の中村梢乃さん。将来の独立に向け、中村さんが農場経営を学ぶ場にもなっています。「こうしたことができるのも、コープデリが一緒に取り組みを進めてくれたからこそ」と上田さんは話します。

はなゆき農場代表取締役 中村梢乃さん

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