■ 持続可能な生産と消費のために

あふの環2030プロジェクトとは

「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~(以下あふの環プロジェクト)」は、2030年のSDGs達成を目指し、今だけでなく次の世代も豊かに暮らせる未来を創るべく立ち上げられたプロジェクトです。
コープデリグループはその趣旨に賛同し、プロジェクトメンバーになっています。

あふの環プロジェクト
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sustainable2030.html

サステナウィークとは

私たちの生活は、農林水産業、ひいては自然環境からの恩恵を大きく受けています。生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来に継承していくためには、気候変動や生物多様性の危機など、自然環境を取り巻く様々な問題から目をそらすことはできません。
サステナウィークをきっかけに、見た目だけでなく、食と農業、林業、漁業に携わる多くの関係者の地道な努力、環境に良い活動にも注目してみませんか。

サステナウィークは、サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかるウィークです。

サステナウィーク2024~サステナブルが推しになる~
サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」につながる、日本の食を守るコープデリグループの取り組みをご紹介します。ぜひ皆さんの推しとなる取り組みを見つけてみてください。

■ 1週間にもう1杯お米を食べようキャンペーン ~ワン・モア・ライス~

みなさんは、1日に3食、1週間で21食の食事のうち、何食「お米」を食べていますか。

日本では、お米の消費量が減り続けています。さらに生産コストの上昇や生産者の高齢化・後継者不足など、日本のお米づくりは多くの課題に直面しています。

そこでコープデリグループでは、一人ひとりが無理なくちょっとずつお米を食べる量を増やして、お米の生産者を応援する「1週間にもう1杯お米を食べよう ワン・モア・ライス」に取り組んでいます。

炊いたご飯はもちろん、パックごはんやチャーハン、焼きおにぎり、オムライスなどの冷凍食品、お餅でもOK!
無理なく、気軽に手軽に、1週間に今よりも1食多くお米を食べることで、米農家の応援はもちろん、食料自給力の維持・向上など、いいことたくさん!


「1週間にもう1杯お米を食べよう ワン・モア・ライス」特設サイト
https://sustainability.coopdeli.coop/one-more-rice/

■ 持続可能な食料生産を目指す「産直はなゆき農場有機牛」

私たちの食卓に並ぶお肉。どこでどのように育てられているのでしょう。
「国産」のお肉であっても、じつは飼料の大半は輸入に頼っています。
牛肉の場合は「国産」の牛肉の食料国産率(カロリーベース)は48%ですが、飼料まで国産とした場合の自給率(カロリーベース)は、わずか14%です。
また国内の生産者は高齢化し、後継者が不足しています。

日本の畜産業は今、「低い飼料自給率」と「担い手不足」の課題に直面しています。

コープデリは、持続可能な食料生産を目指し「産直はなゆき農場有機牛」の取り組みを通じて、「食料自給力の向上」と「担い手の育成」にチャレンジしています。

自然界の力を生かした畜産業を目指し、コープデリグループが若手生産者を支援する「産直はなゆき農場有機牛」の取り組みが「サステナアワード2023」(主催:あふの環2030プロジェクト(農林水産省、消費者庁、環境省))で農林水産大臣賞を受賞しました。農場の様子や取り組みについて、受賞した動画をぜひご覧ください。

▼動画はこちら

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「環境」と「人」を未来へつなぐ「産直はなゆき農場有機牛」
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2023/02/hanayuki.html

■ 飼料用米の取り組み「お米育ち豚プロジェクト」

日本の米作りは、米の消費量の減少や生産コストの上昇、生産者の高齢化・後継者不足などさまざまな課題に直面し、作付面積が減り続けています。米が作られなくなった田んぼが増えています。

豚の飼料には、とうもろこしが多く使われていますが、そのほとんどを輸入に頼っているのが現状です。そして、輸入飼料の価格は年々、高騰し続けています。

そこで、コープデリは、お米の生産者と協力し、田んぼが放置されないよう、飼料用のお米をつくり、豚を育てることを考えました。豚に飼料用米を与えることで、お米の消費量が増え、田んぼを守ることにつながります。また、国産の飼料用米で豚を育てることは、日本の食料自給力の向上や持続可能な畜産業にもつながります。

飼料用のお米をつくり、そのお米で育てた産直豚肉を組合員へお届けする「お米育ち豚プロジェクト」。
コープデリでは、日本の農業・畜産業を元気にする取り組みをすすめています。


「お米育ち豚プロジェクト」サイト
https://sustainability.coopdeli.coop/four-project-pork.html

飼料用米の取り組みとは?
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2022/06/post-197.html

■ ウミガメが訪れる海と自然を守りたい「美ら島応援もずくプロジェクト」

伊平屋島は、沖縄県の北部にある島です。
豊かな自然環境の中で養殖するもずくは島の特産物。島の恵みでつくるもずくを販売して、島の経済やくらしを保ち、自然豊かな美しい島を守り続けてきました。
コープは、1987年から伊平屋島のもずくを販売し、島と親交を重ねています。

伊平屋島は、サンゴ礁に囲まれた透きとおった海、ウミガメが産卵にやってくる白く輝く砂浜があります。
しかし近年、大量のプラスチックゴミが砂浜に流れ着き、大きな問題となっています。
島の素晴らしい景観が損なわれるだけでなく、産卵に訪れたウミガメの上陸を阻むなど、生きものが育つ環境も奪われてしまいます。
島をあげて海岸清掃を行っているものの、島で処理しきれないほどの大量のゴミが集まるため、沖縄本島まで船で運び処理しなくてはなりません。その費用は島にとって大きな負担となっています。

コープデリは、2010年より美ら島応援もずくプロジェクトをスタート。もずくの売り上げの一部を島に寄付する取り組みです。
寄付金は漂着ゴミの運搬・処理や砂地の浄化など、自然環境保護活動に活用されています。

もずくを食べることでウミガメや島の人たちのくらしを守り、組合員の食卓の笑顔につながります。


「美ら島応援もずくプロジェクト」サイト
https://sustainability.coopdeli.coop/four-project-mozuku.html

島の自然環境を保護する活動とは?
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2022/06/post-202.html

■ 生きものを育むお米づくり「佐渡トキ応援お米プロジェクト」

新潟県佐渡島の象徴でもあるトキ。トキが佐渡で生き続けるためにはエサ場が必要です。
トキの好物はドジョウ、タニシ、カエル、サワガニ、バッタなどです。そんな生きものがくらす場所といえば...田んぼです。
佐渡のお米の生産者たちは、トキのエサとなる生きものが田んぼに暮らすことができるお米づくりを始めました。

農薬・化学肥料を減らすことで、さまざまな生きものが田んぼにくらすことができる米づくりは、手間がかかり収穫量も減る、生産性のよくない農業です。
田んぼの生きものを絶やさぬように、魚道・江・ビオトープなどの設備をつくったり、冬の間も田んぼに水をはったりしています。生きものがくらすことができる環境を維持するための費用もかかります。

コープデリは1994年から佐渡米を販売し、生産者と親交を重ねてきました。
佐渡米を食べて応援したい。そんな想いのもと、「佐渡トキ応援お米プロジェクト」を2010年からスタートしました。
CO・OP産直新潟佐渡コシヒカリと、その加工品の売り上げの一部を佐渡市トキ環境整備基金に寄付する取り組みです。

佐渡のおいしいお米を食べることが、トキと共生する米づくりをささえることにつながります。


「佐渡トキ応援お米プロジェクト」サイト
https://sustainability.coopdeli.coop/four-project-toki.html

生きものを育むお米づくりとは?
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2022/06/post-198.html

サステナウィーク2024~サステナブルが推しになる~

サステナウィークは、サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかるウィークです。
サステナウィークをきっかけに、見た目だけでなく、食と農業、林業、漁業に携わる多くの関係者の地道な努力、環境に良い活動にも注目してみませんか。

サステナウィーク2024
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/index2024.html

2024/09/06

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