■ 持続可能な生産と消費のために
環境や社会に配慮した商品を選ぼう~G o エシカル!~
商品がたどってきた道について考えてみましょう。その商品に関わった人達はみんな笑顔ですか?地球環境に配慮されていますか?商品を選ぶ時、安全・安心、品質、価格だけでなく「倫理的価値=エシカル」の視点にも目を向けてみましょう。人・社会・地域・環境への配慮がある商品を応援する。環境支援につながる商品を購入する。そして、食品ロスがおこらないよう消費する。これまでもコープデリグループが組合員とともに取り組んできたことです。
これからも、もっともっとエシカルの視点を大切にします。
コープデリの商品利用を通じて産直産地の環境保全に取り組んでいます
トキを大空へ羽ばたかせたい
新潟県佐渡では、トキをはじめとするさまざまな生きものたちと共生できる農業を進めています。2010年度から佐渡市・JA佐渡・JA全農にいがた・全農パールライス(株)・日本生協連・コープにいがた・コープデリ連合会の7団体で連携し生きものをはぐくむ環境づくりに取り組んでいます。CO・OP産直新潟佐渡コシヒカリ、その加工品の売り上げの一部を「佐渡市トキ環境整備基金」へ寄付しています。
生きもののつながりを守りたい
コープの産直もずくの産地、沖縄県伊平屋島は美しい海に囲まれ、ウミガメが産卵にやってくる白い砂浜があります。しかしその砂浜に大量のごみが流れつき問題となっています。コープデリ連合会は2011年から伊平屋産もずくの売り上げの一部を「美ら島応援基金」として、島の自然環境を保護する活動に寄付しています。
持続可能な生産に配慮されたコープ商品の取り扱いを進めています
持続性と環境に配慮した水産物(2020年度)
原料原産地の森林・土壌・水を守る、労働・地球環境に配慮された商品(2023年度)
”みらいにつなぐ、もったいない” 食品ロスの取り組み
生産から消費までのさまざまな段階で食品ロスが起こっています。コープデリグループは、生産・加工・流通の「ムダをなくす」取り組みを進めロスを削減しています。
規格外農産物の取り扱い
ちょっとしたキズやサイズの違いで規格外となるもの、天候被害をうけ たものなど、見た目は劣るが、味への影響の少ない農産物を「訳を伝えて」 販売しています。生産者と組合員が笑顔になる人気商品に育ちました。
フードバンクへの商品寄贈
物流センター残品のお米や農産品、流通段階での破袋したお米は食品ロスとならないようにフードバンク「セカンドハーベスト」「フードバンク北関東」に寄贈しています。また、サイズ違いなどにより返品された紙おむつをフードバンク、各地の乳児院に寄贈しています。寄贈した商品は、フードバンクから生活困窮者、福祉施設、子ども食堂など に提供されています。
フードバンクへの商品寄贈量(2023年度)