■ 持続可能な生産と消費のために

コープデリグループは「ウミガメが訪れる海と自然を守りたい」との想いから、2010年、「美ら島応援もずくプロジェクト」をスタートしました。
沖縄県伊平屋島産もずくの売り上げの一部を「美ら島応援基金」に寄付し、島の美しい自然環境を保護する活動に役立てています。
寄付金が活用されている「島の自然環境を保護する活動」を紹介します。

青く透き通る海ときれいな砂浜がひろがる自然豊かな「美ら島」、沖縄県伊平屋島。
サンゴ礁が透き通る海と白く輝く砂浜にはウミガメが訪れ、貴重な産卵地となっています。

また、豊かな自然環境が、島の特産物「もずく」を育んでいます。
透き通る海を通して、太陽の光がもずくに燦燦とふりそそぎます。くわえて、サンゴが砕けてできた真っ白な海砂が日光を余すことなく反射し、光合成を促進。太くて枝分かれの多い、歯ごたえのある良質なもずくが育ちます。
伊平屋島の青い海で育ったもずくは、島の経済やくらしをささえ、美しい島を守り続けています。

しかし近年、大量のプラスチックゴミが砂浜に流れ着き、大きな問題となっています。
島の素晴らしい景観が損なわれるだけでなく、産卵に訪れたウミガメの上陸を阻むなど、生きものが育つ環境も奪われてしまいます。

島をあげて海岸清掃を行っているものの、島で処理しきれないほどの大量のゴミが集まるため、沖縄本島まで船で運び処理しなくてはなりません。その費用は島にとって大きな負担となっています。

伊平屋島では、ウミガメが訪れる自然豊かな「美ら島」を守り続けられるよう、海岸清掃や漂着ゴミの運搬・処理など、島の自然環境を保護する活動を続けています。

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2022/06/03

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