■ 持続可能な生産と消費のために
あふの環2030プロジェクトとは
「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~(以下あふの環プロジェクト)」は、2030年のSDGs達成を目指し、今だけでなく次の世代も豊かに暮らせる未来を創るべく立ち上げられたプロジェクトです。
コープデリグループはその趣旨に賛同し、プロジェクトメンバーになっています。
あふの環プロジェクト
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sustainable2030.html
サステナウィークとは
私たちの生活は、農林水産業、ひいては自然環境からの恩恵を大きく受けています。生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来に継承していくためには、気候変動や生物多様性の危機など、自然環境を取り巻く様々な問題から目をそらすことはできません。
サステナウィークは、サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかるウィークです。
2025年のサステナウィークは、10月15日(水)~28日(火)。
サステナウィークをきっかけに、見た目だけでなく、食と農業、林業、漁業に携わる多くの関係者の地道な努力、環境に良い活動にも注目してみませんか。
サステナウィーク2025~サステナブルが推しになる~
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/index2025.html
サステナブルな消費に向けた「小さな一歩」につながる、日本の食を守るコープデリグループの取り組みをご紹介します。ぜひ皆さんの推しとなる取り組みを見つけてみてください。
■ 持続可能な食料生産を目指す「産直はなゆき農場有機牛」
私たちの食卓に並ぶお肉。どこでどのように育てられているのでしょう。
「国産」のお肉であっても、じつは飼料の大半は輸入に頼っています。
牛肉の場合は「国産」の牛肉の食料国産率(カロリーベース)は48%ですが、飼料まで国産とした場合の自給率(カロリーベース)は、わずか14%です。
また国内の生産者は高齢化し、後継者が不足しています。
日本の畜産業は今、「低い飼料自給率」と「担い手不足」の課題に直面しています。
コープデリは、持続可能な食料生産を目指し「産直はなゆき農場有機牛」の取り組みを通じて、「食料自給力の向上」と「担い手の育成」にチャレンジしています。
自然界の力を生かした畜産業を目指し、コープデリグループが若手生産者を支援する「産直はなゆき農場有機牛」の取り組みが「サステナアワード2023」(主催:あふの環2030プロジェクト(農林水産省、消費者庁、環境省))で農林水産大臣賞を受賞しました。農場の様子や取り組みについて、受賞した動画をぜひご覧ください。
▼動画はこちら
「環境」と「人」を未来へつなぐ「産直はなゆき農場有機牛」
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2023/02/hanayuki.html
■ 生きものを育むお米づくり「佐渡トキ応援お米プロジェクト」
新潟県佐渡島の象徴でもあるトキ。トキが佐渡で生き続けるためにはエサ場が必要です。
トキの好物はドジョウ、タニシ、カエル、サワガニ、バッタなどです。そんな生きものがくらす場所といえば...田んぼです。
佐渡のお米の生産者たちは、トキのエサとなる生きものが田んぼに暮らすことができるお米づくりを始めました。
農薬・化学肥料を減らすことで、さまざまな生きものが田んぼにくらすことができる米づくりは、手間がかかり収穫量も減る、生産性のよくない農業です。
田んぼの生きものを絶やさぬように、魚道・江・ビオトープなどの設備をつくったり、冬の間も田んぼに水をはったりしています。生きものがくらすことができる環境を維持するための費用もかかります。
コープデリは1994年から佐渡米を販売し、生産者と親交を重ねてきました。
佐渡米を食べて応援したい。そんな想いのもと、「佐渡トキ応援お米プロジェクト」を2010年からスタートしました。
CO・OP産直新潟佐渡コシヒカリと、その加工品の売り上げの一部を佐渡市トキ環境整備基金に寄付する取り組みです。
佐渡のおいしいお米を食べることが、トキと共生する米づくりをささえることにつながります。
「佐渡トキ応援お米プロジェクト」サイト
https://sustainability.coopdeli.coop/four-project-toki.html
生きものを育むお米づくりとは?
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2022/06/post-198.html
■からだにも環境にもやさしいアップサイクルのスープ
コープデリ・ワンディッシュスープ
さまざまな商品を製造する際に発生する、原料の未利用部分。たとえばパッケージサラダの製造過程で発生したキャベツの芯や、ジュース製造過程で発生したにんじんやりんごのパルプなどは、これまで廃棄されていました。コープデリミールキットの副菜として販売しているコープデリ・ワンディッシュシリーズのスープは、これらの未利用部分を活用し、滋味深い野菜のおいしさを引き出しました。
2023年6月のシリーズ販売開始から、季節感のあるスープなど楽しさを感じられるラインナップを拡充して、組合員から好評の声をいただいています。
※コープデリ宅配で取り扱っています
■フードドライブ
フードドライブとは家庭で眠っている食べ物を持ち寄り、フードバンクなどを通じて必要としている家庭や福祉団体などに寄贈する活動です。コープみらいでは一部の店舗などに設置された常設型の食品寄贈ボックスのほか、イベントなどでもフードドライブを呼びかけています。
寄贈した食品は、フードパントリーや子ども食堂、その他、支援団体から必要な方へ直接届けられたり、児童養護施設や乳児院などへも届けられています。











