■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2024/09/26

多古旬のお米くらぶ2024〈稲刈り〉を開催しました

9月7日(土)、多古町旬の味産直センターの「しんのみくうかん」で「多古旬のお米くらぶ2024」の稲刈り体験を開催し、26家族91人が参加しました。
この企画は、コープみらいの産直産地である多古町旬の味産直センターとともに、千葉県が誇る「多古米」の産地で田植え・稲刈りを体験し、生産者との交流を通してお米の作り方から出荷するまでの過程を学び、お米を食べることの大切さを伝える場として開催しています。

4月に田植えをした稲は猛暑にも負けず、すくすくと育ち、頭を垂れて収穫の時を迎えていました。生産者から鎌を使った稲刈りの仕方を教わった後、一斉に田んぼの中に入りました。初めて使う鎌に最初は苦労していましたが、だんだんとコツをつかみ、汗をかきながら稲穂をきれいに刈り取っていきました。

春に植えた稲が黄金色の実をつけました

鎌の使い方も上手になり、大人も子どもも一生懸命稲刈りをしました

多古町旬の味産直センター自慢の野菜料理のバイキングと炊きたての多古米の昼食をおなかいっぱい食べた後、午後は生産者より田植えから稲刈りまでのお米の成長の話や、刈り取った稲が脱穀・精米されて製品になるまでの話を聞き、「皆さんが今日、稲刈りをした田んぼからは約400~500kgのお米ができるんですよ」との話に参加者からは「そんなにたくさんできるんだね」と、驚きの声があがりました。また、お米のクイズや新米の等級検査体験、昔ながらの脱穀体験などにも参加し、生産者との交流コーナーでは掘りたての落花生やサツマイモを手に取りながら品種や栽培方法などを聞いたり、質問をしたりと楽しく交流しました。参加者全員で行われた「しんのみウルトラクイズ」では賞品の多古米をかけ大いに盛り上がり、どの家族も笑顔にあふれ、学びと体験の一日を過ごしました。

稲刈り後のお楽しみ、お昼は野菜料理のバイキング「新米もお野菜もおいしいですね!」

米の生産者から「主食である日本のお米をたくさん食べてくださいね」と呼びかけがありました

米袋に検査の棒を差し込んで玄米を取り出し、等級の検査を体験

足踏脱穀機を使って昔ながらの脱穀を体験

掘りたての落花生やサツマイモ

最後にコープみらいから、お米の供給状況についての説明があり、引き続き「ワン・モア・ライス!1週間に今よりも1杯でも多くお米を食べて、お米の生産者を応援していきましょう!」と参加者に呼びかけ終了しました。

笑顔で記念撮影。大きな声で「お米、大好き~!」

【参加者の声】
・稲がたわわに実っていてとてもうれしかったです。
・暑かったですが、稲を鎌で刈っていくのは非常に気持ちよく、家族で楽しめました。
・炎天下の中での作業を想像することができ、あらためて生産者への感謝を感じました。
・お米の検査の大変さを知ることができました。お米が買えない原因などのお話が聞けて良かったです。
・昼食で食べた新米(多古米)がとてもおいしかったです。

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