■ 持続可能な生産と消費のために
コープデリ×SDGs⑪ 持続可能な生産と消費のために
コープデリグループではSDGsの取り組みを進めるため、5つの重点課題を設定しました。 その重点課題の1つ『持続可能な生産と消費のために、商品とくらしのあり方を見直していきます』についてご紹介します。
お米や牛乳・乳製品など、日本の食卓が危機的です
皆さんは1日に何回お米を食べていますか?私たちの食卓にはたくさんのメニューが並ぶ一方、お米を食べる機会や量は年々減っています。この50年あまりで、お米の消費量は半分以下になってしまいました。加えて、コロナ禍により外食でお米を食べる量が激減。お米が売れず、生産者の高齢化も加わって、米づくりをあきらめる生産者が増えています。
コロナ禍により、牛乳や乳製品をつくる酪農生産者も打撃を受けています。学校が冬休み・春休みなどで長期間休みになると、給食用の牛乳の消費が減少。これまで生乳(しぼったままの未処理の乳)が余りそうな時は、バターや脱脂粉乳などに加工していましたが、それを使う飲食店や菓子店も時短営業以降なかなか客が戻らず、利用が落ち込んだままで、加工しきれず廃棄せざるを得ない可能性もあります。エサ代などの高騰もあり、酪農生産者は苦境に立たされています。
コープデリは生産者を応援します
生産者が苦しい状況がこのまま続けば、生産をあきらめる人が増え、お米や牛乳、国産の原料を使用した乳製品が買いづらくなる日が来るかもしれません。
そこでコープデリは、生産者を応援するため、「食べて(飲んで) 未来へつなごう」の取り組みを始めました。現在の状況や生産者の想いなどを、宅配の商品カタログやお店のポスターなどで伝え、商品の利用を呼びかけています。
コープデリはこれまでも、日本の米づくりを支える「お米育ち豚プロジェクト」や、沖縄県・伊平屋(いへや)島の豊かな海を守る「美(ちゅ)ら島(しま)応援もずくプロジェクト」など、商品を通じて国内の生産者を応援する取り組みを進めてきました。
コープデリは生産者を応援する取り組みをさらに進めていきます。
コープデリグループは事業と活動を通じてSDGsの達成に貢献します。