■ 持続可能な生産と消費のために
「たべること」は「生きること」。
私たちが健康に生きていくために欠かすことができない「たいせつ」な営みです。食べることの大切さや食文化、食べ物の成り立ちを生産者と交流しながら次世代へ伝えていくことを目指して、食育「たべる、たいせつ」を広げています。
食について学び、生きる力を育みましょう。
凍えるようなさむ~い冬、野菜がおいしい季節です。
霜が降りる日が増える1~2月、冬野菜たちは自身が凍らないように、日光をたくさん浴びて糖分を蓄え、一段と甘くなります。
トロっとやわらか タアサイ
特長
濃い緑色の葉は肉厚です。育ちはじめは上に伸び、寒くなってくると葉が横に広がって、平たく直径25cmくらいの円盤状になってきます。堅そうに見えますが、火を通すと甘くてトロッとした食感になります。
露地で栽培し、苗を定植する時は、大きくなった時をイメージして、広がった葉っぱ全体に太陽が当たって甘くなるよう間隔を空けています。
~ぜひ、一度食べてみてください~
知り合いから薦められたのがきっかけで栽培を初め、25年くらいになります。
初めてタアサイを見た時はがっしりして堅いイメージでしたが、食べてみるとやわらかくてクセも無く見た目と違うおいしさに驚きました。みなさんにもイメージの違いとおいしさを伝えたいと作り続けています。食べた方からも私と同じ様な声をたくさんいただきます。ぜひ一度食べてみてファンになってください!
歯ごたえシャキシャキ!チンゲン菜
特長
軸は薄緑色で幅広く肉厚で根元に丸みがあって愛嬌のある姿が特長です。アクが少なく味は淡泊でどんな料理にも組み合わせができます。軸は大きめに切って調理するとシャキシャキと歯ごたえが良くおいしさが引き立ちます。
旬の時期は春先と秋から冬にかけてです。種を植えてから60日くらいで、根元の直径が4~5㎝、全体の長さは25㎝くらいになったら収穫します。
~安全・安心なチンゲン菜を届けたい~
1年中安定して収穫ができる野菜を育てたいという思いで、チンゲン菜の栽培を7年前から始めました。
組合員さんに安定してお届けするために、寒い冬場は特にこだわって栽培し、ハウス栽培に加えトンネルをかけて保湿することで凍らないようにするなど、出荷を切らさないよう工夫を凝らしています。また、安全・安心な野菜を作るため、農薬や肥料を極力減らした土づくりを目指しています。
鍋や炒め物などいろいろな料理で食べてみてください。