■ 世界中の人々の平和で健康な生活のために
2019年8月4~9日に、「コープみらい ヒロシマ・ナガサキ平和の旅」を開催しました。
「ヒロシマ平和の旅」には組合員24人(うち小中高生9人)、「ナガサキ平和の旅」には組合員9人(うち小学生、中学生、高校生各1人)の参加となりました。広島・長崎の遺構の見学や、それぞれの式典への参加、被爆された方の証言を直接うかがうなど、風化しつつある74年前の出来事や、高齢化が進む被爆者の想いなどを学ぶ貴重な時間となりました。
ヒロシマ・ナガサキ平和の旅では、日本生協連と広島生協連、長崎生協連が共催で行う「2019ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」の企画に参加しています。被爆体験の継承と、平和な世界の創造に向け、若い世代に平和活動を広げることなどを目的に開催された「子ども平和会議」にはコープみらいからも8人の小中学生(ヒロシマ5人、ナガサキ3人)が参加しました。平和に対する自分なりの考えを話しあうことが出来ました。
広島、長崎ともに、3日間という限られた時間でしたが、核兵器の恐ろしさや人の命の重さについて学び、平和とは何か、一人ひとりが考えるきっかけになる旅となりました。
ヒロシマ平和の旅
ナガサキ平和の旅
参加者の声
- 子どもに、平和ということがどれだけ幸福であるのか。戦争、兵器というものが生み出す悲しみ憎しみについて話し合い、過去を知る機会をつくらなければいけないのだと思いました。
- 戦争を経験した人の平均が80歳を超えています。ですから私たちが戦争を経験した人たちの話しを聞き、友達や家族に伝えていくことが大切だと思いました。(小5)
- 私が広島で亡くなった多くの人々から学んだことは、憎しみ合うのではなく2度と繰り返さぬということです。憎しみ合っていては、いずれまた核兵器が使用され広島、長崎であった惨劇が繰り返されるでしょう。平和記念公園内の慰霊碑には「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」と、刻まれていました。核兵器の使用を繰り返してはならないという強い思いが感じとれました。(高1)
- 被爆者の証言や子ども平和会議などを通して、原爆の恐ろしさを身近に感じ、より強く平和を願うようになりました。戦争は悲しいです。平和な世界を築くためにも自分自身が行動すべきだと感じました。(高3)
この平和の旅は、「平和の旅募金」を活用しています。皆さんから寄せられた“子どもたちに平和の大切さを伝えたい”という気持ちや願いに支えられています。
コープみらい「平和の旅募金」についてはこちら
2019/08/14