■ 安心して暮らせる地域づくりのために

  • 11.住み続けられるまちづくりを
2022/05/13

コープデリ×SDGs⑥ 自宅を安心できる場所に"在宅避難"のススメ①

SDGsの11番目の目標は「住み続けられるまちづくりを」。この目標には、災害に強いまちづくりも含まれます。 私たち一人ひとりが災害に備えることが、住んでいる地域の「防災」「減災」につながります。

災害はいつ発生するか誰にもわかりません。
大きな災害が起こり、電気や水道などのライフラインがストップした場合、避難所を頼ればいいと思う方も多いのでは。
でも人口の多い都市などでは、全ての希望者を避難所で受け入れできない可能性があります。
また「新型コロナウイルスへの感染リスク」や「プライバシーの確保」、「小さな子がいる」、「ペットも一緒に」などを考えると、住み慣れた自宅での生活を続ける「在宅避難」ができるよう、準備しておくことが大切です。
自宅を安全・安心な場所として過ごせるよう、危険なところをチェックしてみましょう。

□安全な部屋があるか

家の中の1部屋を「家庭内シェルター」にして、できるだけ家具のない安全なスペースを確保。寝室や子ども・高齢者などのいる部屋も倒れそうな家具を置かないようにしましょう。

□他の部屋も安全対策をしているか

家具の転倒・落下防止やガラスの飛散防止などの対策を行いましょう。

□食料・水・防災グッズの備えは十分にあるか、 備蓄の置き場所は適切か

ライフラインが途絶えても自力で暮らせるよう、目安として1週間分、難しければ3日分の備えを目指しましょう。
また、防災グッズは家の中数カ所に設置するといいでしょう。

□避難経路を確保できているか

安全に避難できるように、玄関などの出入り口や通路に倒れやすいものを置かないようにしましょう。

防災は「毎日の習慣」から

忙しい毎日で災害対策をするのはなかなか難しいこと。
だからこそ、災害対策を毎日の習慣にしてみませんか。
「常に整理整頓する」「ガラスの飛び散りを防ぐためにレースのカーテンを閉めておく」といった少しずつの心掛けを、家族と一緒に身に付けることで「わが家の防災力」をアップすることができます。
大切な家族を災害から守るためには、冷静な判断や行動が有効です。
まずは「いざというときにどうする?」の一言から始めてみましょう。

コープデリグループは事業と活動を通じてSDGsの達成に貢献します。

2022/05/13

取り組みをシェアする