■ 持続可能な生産と消費のために
12月9日(火)、千葉市花見川いきいきプラザより依頼を受け、健康な方々の健康づくりを目的として楽しみながら適切な栄養と食事量を考える「献立ゲーム」を実施し、地域の方々13人が参加しました。
当日の様子
参加者は3グループに分かれて、みんなで1日の献立を考えました。
料理のカードを使って1人分の1日の献立(朝食・昼食・おやつ・夕食)を考えるワークショップでは、
献立を作った後、料理のカードの裏に書かれている数値※を計算し、主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物の合計を出して「1日に必要な数値(目安)」と比較して確認しました。
※「1日に必要な数値(目安)」とは、厚生労働省・農林水産省が決定した「食事バランスガイド」で使われる独自の数え方で、料理を「1つ」「2つ」…と「つ(SV=サービング)」という単位で数えます
「夕食が豆腐や焼き魚だと物足りないね。すき焼きに献立を変えてみよう!」先ずは自分達の好きな料理を選んでいきました
「こんな献立もあるのね。昼食にチーズトースト、おいしそう」と、他のグループとも交流
休憩をかねてほかのグループの献立を見学した後、目安の数値になるように、再度献立を考えました。どのグループも熱心に取り組んでいました。
目安の数値と違う箇所は赤字で記入。ほぼ完璧なグループも
どうしても主食が足りなくてみんなでいろいろ考えました。結果としておやつに「おにぎり」を足したらバッチリ!
水分摂取や適度な運動なども含めて、栄養バランスと摂取量の大切さを学んだ後、1日に必要なエネルギーの計算をして自分の食べる量の目安を計算し、1日分のおかずの量の目安として千葉県が発信しているグーパー食生活を学びました。
最後に「食べることは楽しいこと。バランス良く食べることは大切ですが、イベントなどでは、たっぷり食べて楽しんで良いし、食欲がないときは無理して食べなくても大丈夫です。楽しみながら体も動かして健康で元気な毎日を目指しましょう」と活動サポーターからの言葉で終了しました。
おしゃべりや笑いの中、和気あいあいとした出前授業でした
【参加者の声】
・ゲームで作った献立が目安の数値に近くてうれしかったです。ほぼ自分自身の食べている料理だったので自信がもてました。他のグループの献立も確認できて参考になりました。
・栄養のことを気にしてたくさん料理を選んでしまったら、数値が高くなってしまいました。活動サポータさんから、「栄養も大切です。たくさん選んだら量を減らして調節してみましょう」とアドバイスをうけました。
・いろんな人とおしゃべりをして考えて作った献立。今日はゲームを通して楽しく過ごせ、人との輪が広がりました。
コープみらいでは、小学校や公民館を中心に「食」や「環境」、「防災・減災」、「SDGs」に興味を持つきっかけ作りとして『コープみらい活動サポーター』が楽しく学べる体験プログラムを実施しています。













