■ 安心して暮らせる地域づくりのために
3月2日(木)、6日(月)、10日(金)に、湖北台中学校より依頼を受け、3年生86人を対象に防災・減災出前授業「避難所運営ゲーム(HUG)」を実施しました。
このゲームは大地震が起きた想定で、避難所で起こるさまざまな出来事をカードを使って模擬体験し、避難所運営をみんなで考えるものです。
体調などそれぞれの事情に合わせて、避難する場所を体育館や教室などに振り分けます。それと同時に、支援物資が届くという連絡や、トイレが汚物であふれてしまったなど、頻繁に発生する事情にも対応し、みんなで協力して避難所の運営をすることの大切さを学びました。
生徒からは、「初めて考えたけど難しかった」「どういう立場の人を優先するか意見が分かれた」「卒業前にいろんな視点から考えられる時間になりとてもよかった」と感想がありました。教員からは「最初は教員である私たちもイメージがつかなかったのですが、生徒の活動がとても活発化していて貴重な経験になりました。参加した生徒は「疲れた」と言っていましたが、避難所生活未経験なうえ、受け身の立場から発信する立場になり頭を使ったからだと思います」と声が寄せられました。
コープみらいでは、小学校や公民館を中心に「食」や「環境」、「防災・減災」、「SDGs」に興味を持つきっかけ作りとして『コープみらい活動サポーター』が楽しく学べる体験プログラムを実施しています。