■ 持続可能な生産と消費のために

2023/05/17

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意外と知らない！リサイクル豆知識

コープデリでは、組合員の皆さんのご協力で、さまざまな資源物を回収し、リサイクルにつなげています。お店や宅配で出していただく資源物の、ちょっとした豆知識をお知らせします。

すっかり身近なものとなったリサイクルですが、

「これって回収に出せるの？　出せないの？」
「どうやってリサイクルされているの？」
「リサイクルされて何になっているの？」

など、意外と知らないこともたくさんあります。

コープデリのリサイクルの取り組みも、まだまだ知られていないことがたくさんあります。
リサイクルの豆知識を見てみましょう。

コープデリのリサイクル資源物の回収量はどのくらい？

コープデリグループ全体での資源物の回収量は、年間約5万トン（2022年度実績）です。
東京タワーの重さが約4000トンと言われますので、東京タワー12本よりも多くの資源物が、組合員の皆さんのご協力で回収され、リサイクルされました！　ありがとうございます。

また、気になるそれぞれの資源物の回収量はこちらです！

●ペットボトル・・・1,233トン
●ペットボトルキャップ・・・181トン
●飲料用紙パック・・・1,031トン
●たまごパック・・・228トン
●食品トレー・・・611トン
●アルミ缶・・・194トン
●宅配お届け用袋・・・639トン
●宅配商品カタログ・・・45,839トン

皆さんが出している、その資源物が集まって、これだけのリサイクルにつながりました。
これからもよろしくお願いします。

知られていない回収品目は「アルミ付き紙パック」

コープデリで回収している資源物の中で、知られていないのが「アルミ付き紙パック」です。
牛乳パックなどの飲料用紙パック自体の回収は知られており、多くのご協力をいただいていますが、内側が銀色のアルミ付き紙パックになると、出していいのか、ダメなのか、悩んでしまうようです。

そんなアルミ付き紙パックですが、コープデリでは「アルミの内側の紙が白いもの」は回収しています。
コープデリで回収した飲料用紙パックをリサイクルしてくださるリサイクル工場では、パッケージ表面のポリエチレンや内側のアルミの部分を取り除く技術を持っているため、アルミ付きの紙パックでもリサイクルできます。
実際に再生紙としてリサイクルされるのは、アルミなどを取り除いた内側の紙部分です。
内側の紙の部分が白いものは良質なリサイクルにつながりますが、内側の紙が茶色（未ざらし）の場合は不純物となってしまいます。
そのため、コープデリでは「アルミの内側の紙が白いもの」は回収できます、とご案内しています。

くわしくは「アルミ付きの紙パックは回収できる？」の記事をご覧ください。
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2023/05/recycle-aluminium.html

6枚の牛乳パックで何ができる？

1000mlの牛乳パック6枚といえば、よく牛乳を飲むご家庭なら1週間でも出る量かもしれないですね。
実は、1000mlの飲料用紙パック6枚で、一般的なトイレットロール1個ができる計算です（全国牛乳容器環境協議会より）。
飲料用紙パックはこんなにリサイクルに適しているんですね。
その1枚、捨ててしまうと、もったいない！！

けれども、2021年度の紙パック回収率は38.8%（全国牛乳容器環境協議会より）と、まだまだ回収されずに捨てられている紙パックがたくさんあります。
1枚1枚を大切に、リサイクルを進めたいですね。