■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2022/07/04

未来へつなごう コープデリのエコ活 ~小さなキャップの大きな活躍~

ペットボトルキャップは、回収されたあとにどのようにリサイクルされているかご存じですか。 ペットボトルキャップが何に生まれ変わるのかみてみましょう

コープデリではリサイクルの取り組みのひとつとして、組合員の皆さんからペットボトルキャップを回収しています。
ひとつひとつは小さなキャップですが、集まれば様々なかたちで活躍します。
ペットボトル飲料を飲み終わったときに手元に残った小さなキャップが、何に生まれ変わり、世の中でどのようなはたらきをしていると思いますか。皆さんがリサイクルに出したキャップのゆくえを調べてみました。

ペットボトルのキャップは何に生まれ変わるでしょう

ペットボトルのキャップは何に生まれ変わるでしょう

身近なところに生まれ変わっています


皆さんの手元にあるペットボトルのキャップは、とても小さくて、何かの役に立つようには思えないのではないでしょうか。
ペットボトル24本入りのケースが4箱。そこにさらにもう1本分で、97個のキャップが集まります。

このキャップ97個が、身近な場所で活躍しています。

それは、お買い物に行くコープのお店。店内の買い物カゴの原料にペットボトルキャップがリサイクルされています。(コープみらい・コープながの・コープぐんまの一部店舗に導入しています)
1つのカゴに対してリサイクルペットボトルキャップを97個分(重量からの換算値)使用して、買い物カゴに使うプラスチックを約30%削減できます。コープデリグループの宅配サービス、全店舗で組合員から回収したペットボトルキャップが、このリサイクル原料として一部使用されています。

1つのカゴに対してリサイクルペットボトルキャップを97個分(重量からの換算値)使用

1つのカゴに対してリサイクルペットボトルキャップを97個分(重量からの換算値)使用

子どものワクチン支援にもつながっています

1日約4000人。これは何の数字でしょうか。
これは、ワクチンがないために命を落とす子どもたちの人数です。子どもの命を脅かす感染症は、開発途上国の大きな脅威です。「認定NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下JCV)は、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツを中心に、ポリオ、はしか、ジフテリア等のワクチンや関連機器を届け、子どもたちの未来を守る活動を行っています。
コープデリは、ペットボトルキャップをリサイクル資源として売却し、その利益の一部をJCVへ寄付しています。
2022年度には集まったペットボトルキャップの売却益から、1,806,900円をJCVへ寄付することができました。
これも、回収に協力いただいた皆さんのおかげです。

ペットボトルキャップがワクチンになります

ペットボトルキャップがワクチンになります

ペットボトルキャップはコープデリのお店、宅配で回収しています

このように小さくても活躍しているペットボトルのキャップは、コープのお店の回収ボックスに入れていただくか、コープデリ宅配の配達時にお渡しください。
ひとつひとつはほんのすこしの量でも、集まれば大きな力になります。
組合員の皆さんのご協力により、2022年度はコープデリグループ全体で180.7トンのペットボトルキャップが回収できました。
回収したペットボトルキャップは、買い物カゴの原料のほか、冷蔵庫や車の内装材、化粧品のボトルなどにリサイクルされています。

2022年度は180.7トンを回収

2022年度は180.7トンを回収

>コープのお店のリサイクルについてはこちら

https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2021/01/recycling-shop.html

>コープの宅配のリサイクルについてはこちら

https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2021/01/recycling.html

コープデリグループは、組合員の皆さんが環境問題を「知る・共有する・やってみる」きっかけ作りとして「コープデリのエコ活」に取り組んでいます。
100年後に美しい地球を残すため、私たちの生活の中で①CO2(温室効果ガス)②容器包装プラスチック(使い捨て)③食品ロス(廃棄)を減らすことを目指します。
あなたもコープデリと一緒に、身近なエコ活動について考えてみませんか?

↓エコ活について詳しく知る
https://sustainability.coopdeli.coop/ecokatsu/

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