■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2023/05/15

未来へつなごう コープデリのエコ活 ~食品トレーをリサイクル~

さまざまな食品を入れている食品トレーも、きちんと分別することでリサイクルの輪がつながります。

コープデリでは、お肉やお魚をはじめ、食品トレーに入った商品を販売しています。これらのトレーも大切な資源です。 とはいっても、食品トレーにもいろいろな色や形、種類があって、どれがリサイクルできるのか悩んでしまいますね。 そこで、コープデリで回収している食品トレーについてご説明します。

宅配とお店では回収できる食品トレーは違う

コープデリはトラックで商品をお届けする宅配と、スーパーマーケット型のお店と2種類の事業を展開しています。宅配でもお店でも食品トレーを回収していますが、回収できる食品トレーの種類が違います。

コープデリの宅配で回収できる食品トレーは食品発泡トレーです。
「つまようじの刺さるもの」が判断ポイント。堅いものや透明なトレーは回収できません。色は白だけでなく色つきのものもOK。
ただし、カップ麺や納豆の容器は回収できないので注意してください。

コープのお店のリサイクル回収ボックスでは、食品発泡トレーと透明の食品トレー・容器を回収しています。※コープながののお店(コープ長野稲里店、コープ安曇野豊科店)では、透明の食品トレー・容器は回収していません

食品発泡トレーは宅配と同じく「つまようじの刺さるもの」が見分けるポイントですが、透明の食品トレーはどんなもの?と思いますね。
主に、青果(おやさい)、鮮魚、精肉、総菜コーナーで使われている透明性のあるプラスチック容器です。フルーツ容器やサラダ容器、フードパック、フタなど。
注意点は汚れをよく落とすことと、できるだけ表面に貼られたラベルを剥がすこと。汚れやラベルは、リサイクルするときに異物となり、リサイクルの品質を落としてしまうことにもなります。
よいリサイクルを行うためのちょっとしたポイント、押さえておきたいですね。

カップ麺や納豆の容器はどうしてダメなの?

カップ麺や納豆の容器は、コープデリでは回収できずにお断りしています。
一番の理由は、汚れが落ちにくいからです。

特にカップ麺は油分、塩分等が容器に染み込んでしまい、きれいにすることがとても難しく、また、容器表面の印刷部分もリサイクルの妨げとなります。
納豆の容器も、ぬめりやにおいを取り除くことが難しく、きれいに洗うためにはたくさんの水を必要とします。また、きれいに洗えたように見えても、においが残っていることが多く、トラックや店頭で回収しているコープデリでは、衛生上の理由からも回収に適していません。

みんなが気持ちよく、無理せずリサイクルを行うためにも、コープデリの回収にはカップ麺や納豆の容器は入れられない、と覚えておいてください。

食品トレーリサイクルの一番のポイントは?

なんといっても「洗って汚れをおとし、乾かす」こと!
汚れはリサイクルの妨げになるだけでなく、回収しているお店の店頭や、宅配のトラックも気持ちよく使えなくなります。
保管して、リサイクルに持って行く皆さん自身も、汚れたままだとあまりうれしくないですよね。
また、お店や宅配で回収したあと、仕分け作業をしたりする人たちも、手作業で行っています。リサイクルのその先にいる人たちが、気持ちよく作業できるように気をつけたいですね。

こまめに出すことも、つづける秘訣

洗って乾かした食品トレーは、ため込まずにこまめに回収に出すことも、リサイクルをつづける秘訣です。
毎日のお買い物で、1枚2枚持って行くだけなら、マイバックでも運びやすく、かさばりません。
次回の配達の時に、前回届いた食品トレーを1枚出すなら、毎週の習慣になります。

無理せず、気持ちよく実践できることが、リサイクルをつづける秘訣です。

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