■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2023/05/16

未来へつなごう コープデリのエコ活 ~コープのお店のリサイクル(アルミ缶編)~

コープデリではお店の店頭にあるリサイクル回収ボックスで資源を回収し、リサイクルの輪を広げています。

コープのお店では店頭のリサイクル回収ボックスで、組合員の皆さんがお持ちいただいた資源物を回収し、リサイクルにつなげています。
回収している品目や、回収時の注意点など、知って・学んで、よりよいリサイクルにつなげましょう。

お店で回収している資源物は6種類あります。
「ペットボトル」「ペットボトルのキャップ」「飲料用紙パック」「食品トレー(発泡・透明)」「たまごパック」「アルミ缶」
それぞれの品目について、出し方のポイントなどをまとめた「Let'sみんなでリサイクル(店舗編)」もご覧ください。

コープデリは、アルミ缶の回収はお店の店頭だけ

コープデリはトラックで商品をお届けする宅配と、スーパーマーケット型のお店と2種類の事業を展開しています。それぞれ共通した資源物回収もありますが、アルミ缶の回収はお店のリサイクル回収ボックスで行っています。

アルミ缶はリサイクル効率の良い資源です。回収されたアルミ缶から再生のアルミ地金をつくるためのエネルギーは、原料のボーキサイトから新しいアルミ地金をつくる時のエネルギーのたった3%です。アルミ缶をリサイクルすることで、97%ものエネルギーが節約できます。
また、日本国内でのアルミ缶のリサイクル率は96.6%(2021年度 アルミ缶リサイクル協会より)ととても高い水準です。

アルミ缶を資源として有効に活用するためにも、コープのお店のアルミ缶回収にご協力ください。

「アルミ缶」は○ 「金属」は×

コープのお店で資源物として回収しているのは飲料用のアルミ缶です。
同じ金属だから、「スチール缶」や「スプレー缶」も大丈夫かな? と思われるかもしれませんが、リサイクルのルートが異なるため、コープのお店の回収ボックスにアルミ缶以外の金属が入っていると、リサイクルできずに「ごみ」になってしまいます。
同じアルミからアルミになることで、効率の良いリサイクルになるのです。

それだけでなく、まれに、金属だからとはさみや刃物が入っていたり、ガスの缶や乾電池などの危険物が入っていることもあります。

金属を入れる場所ではなく、アルミ缶をリサイクルするための回収ボックスと、意識することが大切です。

洗って乾かすことが安全につながる!?

アルミ缶の回収時にお願いしていることのひとつに「中をきれいにすすいで乾かして」があります。
リサイクルするのに、どうして? と思いますよね。

汚れの付着がリサイクルの異物にならないように、という意味もありますが、実は作業する人の安全にもつながっているのです。

コープのお店で回収したアルミ缶は、コープデリエコセンターに運ばれて、異物などを取り除いたあとに機械で小さく押しつぶし、運びやすい形にまとめられたあとにリサイクルを行う工場へと送られます。
アルミ缶の中身は、ジュースやお酒などの飲み物です。洗わずにリサイクルに出すと、中身の残りが漏れたり、においが広がります。
このにおいは、なんとスズメバチの大好物!
コープデリエコセンターでは、夏場にはスズメバチが入り込んでしまうことがよくあるそうです。
洗って出すことで、少しでも作業する人の安全につながるなら、洗って出したいですね。
また、お店の店頭で回収していますので、きれいな状態で出していただくことで、お店の衛生管理にもつながります。

リサイクルの優等生のアルミ缶も、みなさんのちょっとした気遣いで、よりよいリサイクルにつながります。


ちょっとしたことから、エコ活動を。

コープデリでは組合員の皆さんとともに行うエコ活動「コープデリのエコ活」に取り組んでいます。
ぜひ皆さんもエコ活を始めましょう。

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