■ 安心して暮らせる地域づくりのために

  • 11.住み続けられるまちづくりを
2022/05/20

コープデリ×SDGs⑦ 自宅を安心できる場所に"在宅避難"のススメ②

SDGsの11番目の目標は「住み続けられるまちづくりを」。この目標には、災害に強いまちづくりも含まれます。 私たち一人ひとりが災害に備えることが、住んでいる地域の「防災」「減災」につながります。

災害はいつ発生するか誰にもわかりません。
大きな災害が起こり、電気や水道などのライフラインがストップした場合、避難所を頼ればいいと思う方も多いのでは。
でも人口の多い都市などでは、全ての希望者を避難所で受け入れできない可能性があります。
また「新型コロナウイルスへの感染リスク」や「プライバシーの確保」、「小さな子がいる」、「ペットも一緒に」などを考えると、住み慣れた自宅での生活を続ける「在宅避難」ができるよう、準備しておくことが大切です。
自宅を安全・安心な場所として過ごせるよう、すぐにでも準備したい備蓄品を確認していきましょう。

(1)水

1人1日、約3リットルが目安。最低でも3日分、可能なら1週間分を用意しましょう。

(2)食料・生活用品

最低でも3日分、可能なら1週間分を用意。常に多めに購入し、消費したら買い足す「ローリングストック」がおすすめです。食料はもちろん、ラップやごみ袋、トイレットペーパーなどの生活用品も備えましょう。

(3)カセットコンロとガスボンベ

温かい食事は、たとえレトルトでも心に安らぎと落ち着きを与えてくれます。ガスボンベは多めに準備すると◎。

(4)スニーカー

地震でガラスなどが割れたとき、足をケガしないよう各部屋にスニーカーを用意しておきます。外出時に災害が発生した場合、家に入るときは靴を脱がずに土足のまま入りましょう。

(5)掃除機(充電式)

部屋に散らばった細かいガラスなどを吸うのに便利。充電式なら停電時も使えます。または、ほうきやちりとりを用意しましょう。

(6)携帯ラジオ

災害時は停電や通信障害で、テレビやスマートフォンから災害やライフラインの情報を得られないおそれがあります。使おうとしたら電池切れ…とならないよう、電池は別に用意しましょう。

(7)懐中電灯・ランタン

暗闇は人の恐怖感を高め、またケガの危険性も高まります。こちらも電池は別に用意を。

(8)携帯用トイレ

災害時は長期にわたってトイレが使えなくなることがあります。簡易トイレや凝固剤を備えるのはもちろん、どう使ったらいいのか、衛生面や廃棄方法などのルールも事前にチェックしておきましょう。

(9)水を使わないシャンプーやスキンケア用品

においが気になったり、肌がカサカサになったり…といったストレスや肌トラブルを防ぐことができます。

(10)お菓子

非常食や避難生活が続く中、甘いものを食べるとストレスを緩和できます。缶詰タイプなど長期保存可能なものを備えておくといいでしょう。

防災は「毎日の習慣」から

忙しい毎日で災害対策をするのはなかなか難しいこと。だからこそ、災害対策を毎日の習慣にしてみませんか。「常に整理整頓する」「ガラスの飛び散りを防ぐためにレースのカーテンを閉めておく」といった少しずつの心掛けを、家族と一緒に身に付けることで「わが家の防災力」をアップすることができます。大切な家族を災害から守るためには、冷静な判断や行動が有効です。まずは「いざというときにどうする?」の一言から始めてみましょう。

コープデリグループは事業と活動を通じてSDGsの達成に貢献します。

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