■ 持続可能な生産と消費のために

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2022/05/05

【食育】 千葉県の生産者が育てた自慢の野菜を紹介!(1)新たまねぎ(白子産)

「たべること」は「いきること」。

「食べること」は私たちが健康に生きていくために欠かすことができない「大切」な営みです。食べることの大切さや食文化、食べ物の成り立ちを生産者と交流しながら次世代へ伝えていくことを目指して、食育「たべる、たいせつ」を広げています。

食について学び、生きる力を育みましょう。

今が旬!! みずみずしくて甘~い 新たまねぎ(白子産)

協力:(農)長生産直

http://chousei-sanchoku.com/

千葉県の九十九里海岸に近く、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた白子町にある長生産直。そこで栽培されている新たまねぎは、5月~6月に収穫されるこの時期にしか食べられない旬の野菜です。
今回は、長生産直の新たまねぎ(白子産)の生産者、三橋利久(みつはしとしひさ)さんにお話を伺いました。

長生産直の生産者 三橋利久さんの写真

肉厚で糖度の高い白子の新たまねぎ

白子町は、サラサラとした水はけの良い砂地なので、たまねぎが成長しようとして水分をたっぷり蓄えみずみずしく、肉厚に育ちます。さらにミネラルを豊富に含む海からの潮風で甘味が増し糖度も高く、特に中心部が甘くなります。
通常、たまねぎは日持ちをよくするために十分乾燥させてから出荷しますが、新たまねぎは収穫後2~3日で出荷するため、水分を多く含んでいるので生で食べてもとてもおいしいです。

新たまねぎの写真

収穫した新たまねぎは、2~3日後に出荷します

新たまねぎの写真

水分をたっぷり蓄えみずみずしくなります

食べる人が笑顔になるよう作り続けます!

新たまねぎは、9月中旬に種をまき、11月に1本1本細い苗を手作業で定植し、冬から春にかけてしっかり根を張って大きく成長します。収穫までは、まめに草を取ったり追肥したりと作業は大変ですが、「白子の新たまねぎを今年も食べたい!」と言ってくれる組合員さんの笑顔を思い浮かべながら頑張っています。
白子産の新たまねぎが今ほど有名でないときから、長生産直のたまねぎ農家の生産者16人と力を合わせ、長年作り続けてきました。コープは市場価格に左右されずに一定の価格で販売し、組合員もそれを買い支えてくれるなど、コープと組合員とともに歩んできたと思っています。生産者一人ひとりが出荷する基準に責任を持って生産し、味と品質に確かな自信を持って組合員さんにお届けしています。おかげさまで苦情が入ったことは一度もありません。
私たちが育てた自慢の新たまねぎ(白子産)をぜひおいしく食べてください!

たまねぎ畑の写真

白子町のサラサラな砂地と海からの潮風の環境で、すくすく育つ新たまねぎ

たまねぎ畑の写真

しっかり根を張って大きく成長しています

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2022/05/05

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