■ 持続可能な生産と消費のために
「たべること」は「生きること」。
私たちが健康に生きていくために欠かすことができない「たいせつ」な営みです。食べることの大切さや食文化、食べ物の成り立ちを生産者と交流しながら次世代へ伝えていくことを目指して、食育「たべる、たいせつ」を広げています。
食について学び、生きる力を育みましょう。

日本人の主食として長い歴史を持つお米。私たちの暮らしにとって、大切な存在です。
しかし、近年、パンや麺類など主食の多様化もあり、お米離れが進み、日本人1人当たりのお米の年間消費量は、約50年で半分以上も減っています。
私たちが受け継いできた「ほかほかのおいしいごはん」は、栄養面でも優れているところがいっぱい。エネルギーになるお米をしっかり食べ、寒さに負けずに健康に過ごしましょう。
お米・ごはんを食べることによって、健康面でのメリットはいっぱい
ごはんの主な栄養分は、体を動かすための大切なエネルギーとなる炭水化物です。脂肪などに比べてすぐにエネルギーに変わります。

食卓を彩るおかずで栄養のバランスがとれる
ごはんは淡泊な味で和洋中、どんなおかずにも合います。和食の基本で、ごはんを主食に、汁物と3つの菜(おかず)を組み合わせた「一汁三菜」という献立があります。「一汁三菜」は、「エネルギーになるもの」「体をつくるもの」「体の調子を整えるもの」という3つの栄養素をバランスよくとることができます。

土鍋でごはんを炊いてみよう!
①お米は洗って土鍋に入れ、お米の容積の1.2倍 (無洗米は1.3倍)の水を注ぎ30分ほど浸す。
②土鍋にフタをして、強火にかける。
③フタの穴から勢いよく蒸気が出てきたら、弱火にして12分ほど炊く。
④火を一瞬強めて鍋肌からパチパチと乾いた音が聞こえたら火を止める。
⑤そのまま10分ほど蒸らす。
⑥フタを開けてしゃもじでごはんをほぐして蒸気を逃がしたら出来上がり。

