■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2025/05/01

多古旬のお米くらぶ2025〈田植え〉を開催しました

4月26日(土)多古町旬の味産直センターの「しんのみくうかん」で「多古旬のお米くらぶ2025」の田植え体験を開催し、24家族81人が参加しました。
この企画は、コープみらいの産直産地である多古町旬の味産直センターとの共催で、千葉県が誇る「多古米」の産地で田植えを体験し、生産者との交流を通してお米のおいしさ、お米を食べることの大切さを学ぶことを目的としています。

当日は、薄曇りのほどよい気候で絶好の田植え日和になりました。生産者から苗の植え方を教わり、いよいよ田んぼへ。子どもたちは泥の感触や深さにびっくりしていましたが、徐々に慣れて家族と一緒に田植えを楽しんだり、生き物を見つけたり、歓声があちらこちらで聞こえました。参加者の皆さんは次第にコツをつかみ、一時間もすると田んぼ一面に苗が植えられました。

午後は屋内に移動し、生産者の小林さんからお米についてのお話がありました。「米づくりは本当に大変ですが、自分で田植えから稲刈り、出荷まで関わることができ、食べた方から『おいしい』との声をいただくとやりがいを感じます。米を作る生産者が少なくなっている現状がありますが、先代からの受け継いだ『米づくりの知恵』を未来へとつなげていく努力を、これからもしていきたいと思っています」と熱く語られると、真剣に耳をかたむけて聞いていた参加者から拍手が起こりました。「改めておいしいお米が食べられることの大切さがわかり、生産者の方に感謝したい」などの感想があり、とても貴重な交流となりました。

屋外では、野菜の生産者との交流、耕耘機や田植え機の見学と乗車体験、五平餅づくり、竹灯りづくりなど、自然の中でさまざまな体験を楽しみました。「家族対抗!しんのみウルトラクイズ!」では、賞品のお米をかけて、野菜クイズで大いに盛り上がり、笑顔あふれる楽しい一日を過ごしました。

「お田植え祭り」

豊作祈願の「お田植え祭り」

田植えの様子

初めての田植え体験。ぬかるむ泥の中、親子で一生懸命植えていきます

耕耘機に乗る様子

初めて乗った耕耘機。大きくてびっくり!!

竹灯りづくり

親子で協力して「竹灯りづくり」。家に帰って灯りをともすのが楽しみ

生産者の話を聞く参加者

野菜について子どもたちから次々に質問があがりました

五平餅を焼く様子

炊いたお米を竹ぐしにつけて作る五平餅は自分で作ると味も格別。炭火でこんがり焼き目をつけていただきま~す

集合写真

皆で笑顔の記念撮影。大きな声で「お米、大好き~!」

参加者の感想
・子どもがお米大好きで、「こうやってお米が作られるんだね」と興味深く田植えをしていました。子どもと参加して良かったです。
・生産者の方の生の声が聞けて、米や野菜のありがたさを感じました。
・住んでいるところには畑や山がないので、カエルや原っぱの虫など発見したものが多くうれしかった。

2025/05/01

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