■ 持続可能な生産と消費のために
春風が心地よく田畑を吹き抜けた4月20日(土)、多古町旬の味産直センターの「しんのみくうかん」で「多古旬のお米くらぶ2024」の田植え体験を開催し、29家族96人が参加しました。
この企画は、コープみらいの産直産地である多古町旬の味産直センターとともに、千葉県が誇る「多古米」の産地で田植えを体験し、生産者との交流を通してお米のおいしさ、お米を食べることの大切さについてを学ぶ場として開催しています。
午前は田植え体験です。最初に豊作祈願の「お田植え祭り」が執り行われ、参加者を代表として4家族の親子が玉串をお供えしました。次に生産者から苗の植え方の説明を聞いた後、1列になって田んぼへ入りました。子どもたちは泥の感触や深さにびっくりしていましたが、徐々に慣れて田植えを楽しんでいました。参加者たちはコツをつかんでいき、あっという間に田んぼ一面に苗が植えられました。
午後は、屋内でお米の生産者との学習会があり、参加したお子さんの「今日植えたお米の種類は何ですか」との質問に、生産者から「品種はコシヒカリです。皆さんが植えた田んぼから500キログラムほどのお米が収穫できるので秋を楽しみにしてくださいね」との話がされるなど、お米について学びながら生産者と楽しく交流しました。外では野菜の生産者とも交流したほか、五平餅づくり、マシュマロ焼き、生き物探しなど、自然の中で体験を楽しみました。「家族対抗!しんのみウルトラクイズ!」では賞品の多古米をかけ大いに盛り上がり、笑顔にあふれた楽しい一日を過ごしました。
最後にコープみらいから、「ワン・モア・ライス!1週間に今よりも1杯でも多くお米を食べて、お米の生産者を応援していきましょう!」と参加者に呼びかけ田植え体験は終了しました。9月には自分たちで植えたお米の稲刈り体験も行います。
参加者の感想
・初めての田植えはドロドロになってびっくりしたけど、とても楽しかった!
・4歳の息子が初めての田植えに一生懸命取り組んで、成長を感じました。
・お米の生産者が愛情こめて良いお米を作られていることがわかり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
・農業の大切さを子どもと知ることができてよかったです。
・野菜中心のランチビュッフェのお料理がとてもおいしかった。