■ 100年後の地球のために
5月25日(土)、沼田市市民の森にてネイチャークラブ「春の森林づくり(植林)」を開催しました。
参加者は過去最多となる57名が参加しました。
沼田市の星野市長、群馬県利根沼田環境森林事務所の小野里所長からご挨拶をいただきました。
その後参加者は「オオヤマザクラ」「エゴノキ」「カツラ」を各10本ずつ植樹し、目印となるように手作りのネームプレートを付けました。
「すでに緑の多い山に、なぜ改めて植樹を行うのか?」という疑問に対し、利根沼田森林組合の佐藤専務が答えてくださいました。
・木は光合成によって二酸化炭素を吸収して酸素を排出している。
・同時に木も呼吸を行うので、酸素を吸収して二酸化炭素を排出している。
・一般的に呼吸による二酸化炭素の排出よりも光合成による酸素の排出が多いため、「木は二酸化炭素を吸収し酸素を排出する」と言われている。
・ただ大きく成熟した木では、二酸化炭素の吸収量と排出量の差が小さくなるため、二酸化炭素の吸収能力が低下してくる。
・そのため、二酸化炭素の吸収量の多い若い木を積極的に植樹している。
とのことでした。
植樹のあとはクイズ大会を行いました。
大人でも悩む問題に大盛り上がりでした。
今後のネイチャークラブ 森林づくりの取り組みとして、夏は木工体験、秋は下草刈りや自然観察会を予定しています。
2024/06/28