■ 持続可能な生産と消費のために
2月26日(日)玉村町東部スポーツ広場公園河川敷にて、サケの稚魚放流会を行いました。参加したのは、54家族(約160名)でした。
当日は群馬名物からっ風。強風が吹きすさぶ中、次々とサケの稚魚を放流しました。
サケは育てる環境により、大きさや色が変わります。そのため、参加者の育てた稚魚は大きいもので7cmを超えていたり、身体の色に濃淡の差がありました。「うちの方が大きい!」「サケがすごくきれいで元気、どうしたらうまく育てられるんですか?」など、参会者同士で見比べて交流することもできました。
受付を済ませたあとは各々のタイミングで、みんなの想いを込め育てたサケの稚魚を利根川へ放流しました。
参加者の中には、うまく育てられずに全匹死んでしまい「どうやったらうまく育てられるのか」をスタッフに真剣に聞きに来てくれる方もいました。
12月3日(土)「サケの卵配付会」にてサケの卵をお渡ししたのは72家族、放流会当日に参加したのは54家族。当日ご都合のつかない人のほか、うまく育てられなかった参加者もいたためです。
参加者からは「卵を預かり心配しながら毎日見守って、身体が大きくなり元気に泳ぐ姿を見たときは感動しました」「はじめて育て、水替えやエサの量など加減が難しく、命の大切を実感しました」「大きく育って嬉しかった」「元気に戻ってきてほしい」など、多くの感想をいただきました。今回の活動を通じ、生き物を育てる大変さや、大切を実感していただくことができました。
*2022ネイチャークラブ「サケの放流活動」 のストーリーがわかる動画を作成しました!ぜひご覧ください。
コープぐんまでは、「ネイチャークラブ」という呼称で組合員が主体の環境保全に取り組んでいます。
今後は河川・海の清掃活動や、例年の「森林(もり)づくり」を行う予定です。
*ご参加の募集は詳細が決まり次第お知らせします。みなさんのご参加をお待ちしています*