■ 安心して暮らせる地域づくりのために

地震などの災害は、自宅にいるときに起こるとは限りません。そこで、自宅に家族分の防災リュックを用意したり食料などの備蓄品を備えたりするとともに、外出時に被災した場合に備えて、ふだん持ち歩いているバッグなどに防災グッズを携帯しましょう。また、外出時に災害が起こったとき、どんなことに気を付けたら良いのかをあらためて確認しておきましょう。

「わたし」の携帯用防災グッズを作ってみよう:今回は、警視庁警備部災害対策課のSNSでも紹介されていた防災ボトルを参考に、耐久性がありコンパクトに収納できるプラスチック製のウォーターボトルを使った「わたし」の防災ボトルを編集部が作ってみました。①プラスチック製のウォーターボトル(500ml)( 軽くて丈夫・中身がぬれない、つぶれない)②除菌シート(水が使えなくても手足がふける)③ホイッスル付きライト(ホイッスルは建物などに閉じ込められたとき、居場所を知らせ救助を求めるためライトは夜間や停電に備えて)④ばんそうこう(切り傷などに備えて)⑤アメ(なめると気持ちが落ち着くので)⑥防災用アルミシート(防水・防寒・保温に役立つ)⑦小銭(キャッシュレス決済が使えなくなる可能性があるため)⑧常備薬(外出先の慣れない環境で体調を崩す可能性があるため)⑨マスク(防塵や感染症防止)外出先での、建物の倒壊などによる閉じ込めや、交通機関のまひで猛暑や極寒の中、長時間の徒歩での帰宅などを想定して「自分にとってあればいいなと思うもの」を考え作ってみましょう。外出先からの帰宅が困難となる場合に備えておこう●日頃から、自治体や職場が行っている帰宅困難者や徒歩帰宅者の訓練に参加しよう●大地震が起きたときには、むやみに移動を開始しない
コープみらい千葉県本部の職員たちが実際にわたしの防災ボトルを作ってみました!
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
防災ボトルの中身
「マイ防災ボトル」を作ってみた感想
「何を入れようか?」と、ボトルに入る量や中身を考えるのは、楽しかったです。作ってから、毎日、マイリュックに入れています。形になると意識に変わりました。
みんなの防災ボトルの中身を見ると、気がつかなかった中身や、そんなものもボトルに入るんだ…と発見もありました!早速、連絡先が書いたメモや、簡易トイレなど入れてみました。
みんなで作って、入れた中身を交流したら、思った以上に楽しかったです。一人ひとり違っていて、他の人のものが参考になりました。
減災・防災大事だと思いながらも自分のことは後回しになっていましたが、用意を始め、いざという時に自分に必要なものを考えるきっかけになりました。他の人のものを見て追加しました。
みんなでやってみたことで、1人ではなかなかできずにいた重い腰も上がり、改めて自分に必要なものを考えるきっかけになりました!
実際に作ってみると、とっても簡単!家族や友人・仲間と一緒に作ると楽しく、気づきも増えます。ぜひみなさんも「マイ防災ボトル」を作って、備えてくださいね!

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