Message理事長メッセージ
生活協同組合コープながの
代表理事 理事長丸山辰明

サステナビリティサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
コープながのはコープデリグループの一員として、事業と活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)重点課題の達成に向け、取り組みを推進しています。
2025年は「被爆・戦後80年」の節目の年であり、国連が定めた「国際協同組合年」でもあります。現在も世界各地で紛争や戦争が続き、多くの尊い命が奪われ、日常生活が脅かされています。昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、私たちに大きな勇気を与えてくれましたが、その意義は核兵器使用の危機が差し迫っている現実と、歴史の伝承が急務であることを示しています。
国際協同組合年の制定は、これまでの食料、環境、平和、貧困などの課題への取り組みが評価され、協同組合の認知向上と振興への期待が込められています。『協同組合はよりよい世界を築きます』というスローガンのもと、これからも地域の課題解決に貢献できるよう努めてまいります。
能登半島地震から1年半、東日本大震災から14年が経過し、今年も地震や台風、山林火災など多くの災害が発生しています。被災者の方々に、心からのお悔みとお見舞いを申し上げます。組合員のみなさまからの多くの寄付に感謝申し上げるとともに、今後も、募金や現地支援を通じて、被災地、被災者に寄り添った取り組みを続けてまいります。
これからも、未来への希望と決意をこめたビジョン2035『食べるしあわせ、自分らしいくらし 「ともに」の力で、笑顔の明日を』を掲げ、組合員や地域のみなさま、生産者やお取引先様、行政はじめ地域の諸団体との連携を図りながら、平和で持続可能な社会の実現と人と組織の成長を目指してまいります。