Message理事長メッセージ

生活協同組合コープデリにいがた
代表理事 理事長登坂 康史

理事長

コープデリにいがたのサステナビリティサイトをご覧いただきありがとうございます。

今年「佐渡トキ応援お米プロジェクト」は15周年を迎えました。
このプロジェクトは、コープデリグループが取り組む4つのプロジェクトの一つであり、佐渡米をご利用いただくことで「佐渡市トキ環境整備基金」へ寄付され、「環境にやさしい佐渡米づくり」や「生きものを育むための環境づくり」に役立てられています。
コープデリにいがたは地元生協として、様々な取り組みをすすめてきました。私も2010年のプロジェクト立ち上げ時から、佐渡の皆さん、コープデリグループの皆さんとともに関わらせていただきました。「生きものを育む農法」「農業の次世代への継承」「生物多様性」「棚田・里山」等々、佐渡で学ぶことすべてがSDGsに繋がることを実感しています。また今年は国連が定める「国際協同組合年」であり、協同組合間連携の取り組みとしても典型的な事例だと思います。
組合員の皆様もぜひプロジェクトの取り組みにご参加ください。

今年は被爆・終戦80年という重要な節目の年を迎えます。日本被団協のノーベル平和賞受賞は、核兵器廃絶を願う世界中の人々にとって大きな励みとなる出来事でした。これまで積み重ねてきた取り組みを大切にしつつ、次世代へ被爆体験、戦争体験を継承していくことは私たちにとって重要な課題です。
能登半島地震と豪雨災害により、今なお多くの方々が困難な状況に置かれています。全国の生協として、被災地への支援活動を継続して行っています。また、世界各地で平和を脅かす動きが長期化しており、終息の見通しは立っていません。また、国内においては、米をはじめとする食料品価格の高騰が続き、私たちの暮らしは厳しさを増しています。貧困や格差の拡大など、様々な社会問題も深刻化しています。

このような状況だからこそ、コープデリグループ「ビジョン2035」のメインメッセージ「食べるしあわせ、自分らしいくらし 『ともに』の力で、笑顔の明日を」を大切にして、また誰一人取り残さない、誰もが安心してくらし続けられる「SDGs」の精神が取り入れられるように、様々な活動を組合員の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思います。

コープデリにいがたのこれまでの取り組みをぜひご覧ください。