Message理事長メッセージ

いばらきコープ生活協同組合
代表理事 理事長木村 千秋

木村理事長

いばらきコープの事業と活動への皆さまのご協力、ご支援に心より御礼申し上げます。

 

いばらきコープの理念「CO・OP ともに はぐくむ くらしと未来」、組合員と働く仲間がともに掲げる2035年のありたい姿を表したビジョン2035『食べるしあわせ、自分らしいくらし 「ともに」の力で、笑顔の明日(あした)を』とSDGs(持続可能な開発目標)の目指す方向は同じです。重点課題の達成に向けてコープデリグループの一員として「未来へつなごう」をスローガンに取り組みをすすめています。

 

いばらきコープは助け合いの組織として2025年3月11日に茨城県社会福祉協議会と包括連携協定を締結しました。それぞれが持つ機能・人材、ネットワークを最大限に活用し、地域住民を支援する様々な活動を協働で展開し、「誰もが住み慣れた地域で自分らしく安心してくらし続けられる地域社会づくり」である「地域共生社会」の実現を目的に、災害対応にとどまらず、高齢者の見守り、生活困窮者・災害被災者の支援強化など、協力関係をさらに深めてまいります。

 

今年は戦後・被爆80年です。世界の平和・核兵器廃絶の実現のために活動してきた生活協同組合として、平和について私たち一人ひとりが現状を知り、考え、行動していけるよう、知る機会や学習、つどいの開催などに取り組み、広げ、発信してまいります。

また、今年は国連が定めた2回目の「国際協同組合年」であり、スローガンは「協同組合はよりよい世界を築く」です。戦争などのSDGsの目標に逆行する様々な出来事が絶えず起きる中、国際的に協同組合への期待が高まっています。「国際協同組合年」を価値あるものにするために、協同組合の仲間とともに「協同組合に対する理解・認知を高める」、「協同の輪を広げる」、「持続可能で安心してくらせる社会の実現を目指す」ための具体的な取り組みをすすめてまいります。

 

世界的な気候変動は、食料調達に大きな影響を与えています。生産者・取引先の皆さまのご協力のもと連携をさらに強め、確実に商品を調達し、安全で確かな品質と利用しやすい価格で提供し続け、事業と活動の総合力で組合員のくらしに貢献し、「ともに」の力で笑顔の明日を迎えられる社会を目指して、これからも歩みをすすめてまいります。