Message理事長メッセージ

生活協同組合コープぐんま
代表理事 理事長大貫 晴雄

大貫理事長

コープぐんまのサステナビリティサイトをご覧いただきありがとうございます。

コープぐんまはコープデリグループの一員として、コープデリグループのSDGs(持続可能な開発目標)重点課題の達成に向けて、「未来へつなごう」をスローガンに掲げ、事業と活動を通じて取り組みを推進しています。

現在の私たちは、多様性の尊重、温暖化防止の実現、ポスト・コロナの社会創造など、新しい持続可能な社会のあり方が問われる、大きな転換点にいます。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃など国際情勢が悪化、また極端気象により世界各地で被害が出ています。国内へ目を向けると歴史的な円安による物価高の上昇や少子高齢化など、社会情勢は大きく変化しています。

将来への見通しが立ちにくい中で、私たちはその不安に負けずに、少しずつ行動していくことが大切になります。SDGsの目的である「持続可能な社会の構築」に向けて、年齢や性別、能力や様々な経験を持つ人が集まって知恵を出し合い、力を合わせてすすめることが必要になります。生協がその中心となれるように、自治体や地域の皆さま、諸団体との連携をすすめて、誰もが「安心してくらし続けられる地域社会づくり」に貢献したいと考えています。

その中で、コープデリグループでは2035年に向けたビジョンとして「食べるしあわせ、自分らしいくらし 『ともに』の力で笑顔の明日あしたを」を策定しました。これは組合員・働く仲間がともに掲げる2035年のありたい姿です。組合員・働く仲間が尊重され、認め合い、ともに事業を作る生産者やお取引先、諸団体、地域の人々と学びや対話を重ねていくこと。また、地域の課題の解決だけでなく環境や平和といった地球規模の課題に向き合う意思を込めています。課題の解決は生協だけでは実現しないからこそ、これまでより連帯・連携の幅を広げ、未来へバトンをつなぐ思いを込めています。

コープぐんまは2026年に創立70周年を迎えます。これまで積み上げてきた、環境保全活動の取り組み、奨学金制度、フードバンクへの寄付、社会貢献団体への助成など、私たちにできることから始めています。一つひとつは決して社会への影響は大きくありませんが、継続し続けることが未来へつながると信じています。
SDGsの誓いである「誰一人取り残さない」の達成を目指して取り組みを続けます。