Message理事長メッセージ
生活協同組合コープぐんま
理事長大貫 晴雄

コープぐんまのサステナビリティサイトをご覧いただきありがとうございます。
2015年、国連持続可能な開発サミットが開かれ、「我々の世界を変革する、持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。SDGs(持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない」の理念のもとに17の目標(ゴール)と169のターゲットで構成されています。
生協は協同の力で組合員の暮らしに貢献する「たすけあいの組織」であり、SDGsの目指すべき目的と重なります。また2019年から全世界に広がった新型コロナウイルスによる危機で変わる社会の中、コープぐんまが果たすべき役割を改めて見直す機会になったと感じています。
しかし、17の目標の実現は簡単ではありません。私たち一人ひとりが意識をして取り組まなければなりません。協同組合の存在意義は、個々のつながりを大切にしながら各々が役割を果たすことにあると思います。
また、世界に目を向けると国際情勢は不安定な状態にあります。ウクライナの状況を見ても、犠牲になるのは武器を持たない人や子どもたちです。武器を増強するよりも、国内自給率を上げ国際情勢の変化による影響を最小限に抑えることが、何よりも強い防衛になります。
コープぐんまではフードバンクへの寄付、社会貢献団体への寄付、企業版ふるさと納税など、私たちに出来ることから始めています。一つひとつは決して社会への影響は大きくはありませんが、継続し続けることが未来へつながると信じています。これまで進めてきた食の安全・安心の取り組み、環境を守る取り組み、持続可能な生産や消費を考える取り組み、くらしの助け合いや地域福祉の取り組みを、組合員の皆さんと協力しながらさらに進めていきたいと考えています。