Message理事長メッセージ

生活協同組合コープみらい
理事長新井ちとせ

新井理事長

新型コロナウイルス感染症拡大から1年が過ぎ、いまだ収束の見通しは立ちません。世界中が閉塞感に包まれた1年でしたが、そのような中でもコープみらいは事業と活動を通じて社会のインフラを支える組織であるということを改めて自覚した年となりました。生産者・お取引先から消費者をつなぐフードチェーンや、物流・宅配・店舗・福祉事業を支える職員の結束によって、使命を果たし続けてまいりました。また、組合員、地域からの応援や励ましによって、エッセンシャルワーカーとして働く職員は元気をいただきました。

協同組合が最も大切にしてきた組合員活動も休止に追い込まれる事態となりましたが、活動再開に向けて「活動を止めない!」を合言葉に試行錯誤を重ね、フィジカルディスタンスを心がけながらオンラインツールなどを駆使して人と人とのつながりを模索し続けました。

また、コロナ禍で大きなしわ寄せを受け困窮している方、困難に直面している医療従事者の皆さんに対しても、組合員の思いやりと助け合いの気持ちにより大きな支援・応援ができました。

改めてコープの長い歴史の中で培われてきた人と人とのつながりと、これからの未来を担う役割を感じています。

SDGs達成に向けた課題は、地球温暖化による気候変動、人権や民主主義をめぐる国際的な緊張の高まり、偏見・差別、貧困・格差の拡大、人権や環境に配慮した商品の生産・調達など、先送りできない課題が山積しています。コロナ収束に向けた取り組みと同じく、全世界の人々が手を取り合って、率直に語り合い、知恵を出し合うことが求められています。これらはコロナ禍でも手を緩めるわけにはいきません。

私たちコープみらいは、「CO-OPともにはぐくむくらしと未来」の理念の下、SDGsの目的「誰一人取り残さない」を果たすため、私たちの命とくらしと尊厳を守るため、困っている人はどこに居て、どんな問題に直面しているかを知り、どう行動したらよいかを学び、助け合いの組織として視野を広げてまいります。そして、目標17にあるパートナーシップを大切に、多くの皆さまと協力・連携を図りながら事業と活動を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。