■ 世界中の人々の平和で健康な生活のために

  • 16.平和と公正をすべての人に
2026/06/05

核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議に合わせ生協代表団へコープデリグループから代表者2名が参加

「ともに」の力で、核兵器のない平和な未来へ。

 2026年4月、ニューヨークの国連で開幕した「核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議」にあわせて日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)とともに、平和を願い、核兵器廃絶を訴えるために生協代表団が結成され、コープデリグループからも代表者2名が参加しました。

核兵器廃絶を願う平和行進やNPT再検討会議の傍聴などを通じて、被爆者の声を世界へ届けること、そして平和への願いを次世代へつなぐことの大切さをあらためて感じました。

ニューヨーク市内を横断幕を掲げて力強く歩む生協代表団

 4月26日、被爆者や各国のNGO・市民団体など約200人が参加した平和行進。タイムズスクエア近くから国連ビル前までを歩き、核兵器廃絶を訴えました。

「No more HIROSHIMAS, No more NAGASAKIS」の横断幕を掲げて平和行進をしました

生協代表団も平和への願いを込めてメッセージが書かれた横断幕を掲げて平和行進をしました

国連本部ロビーで、被爆の実相を伝える「原爆展」を開催

 会議開幕日の4月27日、国連本部ロビーで始まった日本被団協による「原爆展」。多くの政府代表や来場者が訪れ、核兵器の非人道性と被爆の実相に耳を傾けました。オープニングセレモニーには広島・長崎市長や日本被団協の濱住事務局長が参加しました。

日本被団協による「原爆展」が国連本部ロビーで開催されました

日本被団協の濱住事務局長が、各国からの来場者に向け、核兵器廃絶を訴えました

大学生協や地域生協の若者たちが発信する「ユースフォーラム」への生協代表団の登壇や、東京大学渡邉研究室との交流を実施

 4月28日に行われた平和首長会議主催のサイドイベント「ユースフォーラム」。生協代表団からも若者2名が登壇し、それぞれの組織が取り組む平和活動について報告しました。

 東京大学渡邉研究室の学生の皆さんとデジタルアーカイブの取り組みについて報告・交流をしました。実際にVRゴーグルの体験や研究室メンバーとの意見交換を行い、最新の平和のデジタルアーカイブについて学びました。

※デジタルアーカイブ:戦争体験者の証言、当時の写真、戦争遺品などの歴史的資料をデジタル化し、インターネット上で保存・公開する仕組み

平和首長会議主催のサイドイベント「ユースフォーラム」に生協代表団が登壇しました

東京大学渡邉研究室との交流では、デジタルアーカイブについて学習しました

4団体合同企画の実施や、中満国連事務次長・国連日本代表部の梅津大使を訪問

 4月29日、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)・原水爆禁止日本協議会(原水協)・原水爆禁止日本国民会議(原水禁)・日本生活協同組合連合会(日本生協連)の4団体による合同企画を実施。日本被団協の濵中事務局次長が被爆の実相と戦後の苦難を証言し、ノーベル平和賞受賞を経て「私たちが最後であってほしい」と訴えました。

 その後、中満泉国連事務次長を訪問し、緊迫する世界情勢と核をめぐる危機感についての懇談を行いました。

中満事務次長からは、NPT再検討会議は難しい一方で、各国が核をめぐる危機感を共有していることが一つの希望である旨の発言がありました。

日本被団協・原水協・原水禁・日本生協連の4団体による合同企画パネルディスカッションの様子

中満泉国連事務次長を訪問しました

 5月22日まで開かれた核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議は、最終文書を採択できずに閉会となりました。2015年、2022年に続く「3回連続」の不採択という結果となり、核軍縮の停滞が懸念されています。

だからこそ、私たちは被爆者の声を受け取り、学び、伝え、行動し続けることが大切だと考えます。
コープデリグループは、これからも「ともに」の力で、核兵器のない平和な世界をめざす取り組みを進めていきます。

平和な未来を、次の世代へ。

取り組みをシェアする