■ 持続可能な生産と消費のために

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2023/07/21

習志野市社会福祉協議会、市原市社会福祉協議会への 千葉県産米寄贈式を開催

 コープみらいは、物価高騰などにより困難を抱える方々への支援と日本の米づくりの応援を目的に、食料支援等を行っている団体に米の寄贈を行っています。その一環として、7月18日(火)に社会福祉法人習志野市社会福祉協議会(本部:千葉県習志野市、会長:髙橋 勝様)へ、7月20日(木)に社会福祉法人市原市社会福祉協議会(本部:千葉県市原市、会長:船山 慶子様)への千葉県産米寄贈式を開催しました。寄贈したお米は、生活に困難を抱える方などへ無償で提供されます。あわせて、コープデリ市原センター(千葉県市原市古市場)に「フードドライブ専用食品回収ボックス」を7月20日(木)より常設し、組合員や地域の方より寄せていただいた食品も市原市社会福祉協議会へ寄贈しました。

習志野市社会福祉協議会 会長 髙橋 勝様(写真左)、コープみらい代表理事理事長 熊﨑 伸

習志野市社会福祉協議会 会長 髙橋 勝様(写真左)、コープみらい代表理事理事長 熊﨑 伸

7月18日 習志野市社会福祉協議会への千葉県産米寄贈式

【社会福祉法人習志野市社会福祉協議会 会長 髙橋 勝様】
 ここ3年にわたるコロナ禍は、「本当に生活が苦しい」という方々を多く生み出してしまいました。政府は社会福祉協議会を通じていわゆる緊急小口資金、総合支援基金といった貸し付け業務を行い、本年その返済が始まりましたが、自分の生活が苦しく返済まで手がまわらないという方が多々いるという報告も受けております。そんな方々のために、私たちもしっかりと支援や返済のためのフォローを行い、今回の支援を有効に使わせていただきたいと考えています。

【生活協同組合コープみらい 代表理事理事長 熊﨑 伸】
 新型コロナの感染拡大が続く中、コープみらいは「協同と助け合い」の組織として、宅配や店舗へのご利用で生み出された剰余金を社会に役立てるため、昨年度より年間約200トンのお米を社会福祉協議会やフードバンクなどへ寄贈する取り組みを始めました。コープみらいは今年10周年を迎え、今後も「未来へつなごう」をスローガンに、さまざまな地域課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを、地域の皆さんと進めていきたいと考えています。

市原市社会福祉協議会 会長 船山 慶子様(写真右)、コープみらい代表理事専務理事 河田 喜一

市原市社会福祉協議会 会長 船山 慶子様(写真右)、コープみらい代表理事専務理事 河田 喜一

7月20日市原市社会福祉協議会への千葉県産米寄贈式

【社会福祉法人市原市社会福祉協議会 会長 船山 慶子様】
 私も生協の組合員で、生協の活動は食の安全から生産者と消費者をつなぐことで始まったと記憶しています。今回、生協の皆さまの活動の一助を担うことができ、大変感激しております。フードドライブにもご協力いただけることから、これから皆さまとともに、市原市の中でさまざまな課題を抱えているご家庭に少しでも安全で安心な食料をお届けでき、少しでも街の中に笑顔が取り戻せればと考えております。

【生活協同組合コープみらい 代表理事専務理事 河田 喜一】
 今回お米の寄贈とあわせて、本日よりコープデリ市原センターにフードドライブ専用の食品回収ボックスを常設しました。組合員や地域の方から寄せていただいた食品を、市原市社会福祉協議会様を通して必要としている方にお届けしていきたいと思います。またお米の消費量が年々減り、コロナ禍で国内の生産者は厳しい状況におかれています。コープみらいでは今年「1週間にもう1杯お米を食べようキャンペーン~ワン・モア・ライス!~」に取り組んでおり、今回のお米寄贈の取り組みが日本の農業の応援につながることも期待しています。

写真右から、市原市社会福祉協議会 会長 船山 慶子様、コープみらい コープデリ市原センター センター長 後藤 隆夫、コープみらい千葉5区ブロック 副委員長 伏見 利江、同委員長 鈴木 智恵

写真右から、市原市社会福祉協議会 会長 船山 慶子様、コープみらい コープデリ市原センター センター長 後藤 隆夫、コープみらい千葉5区ブロック 副委員長 伏見 利江、同委員長 鈴木 智恵

コープみらい お米寄贈の取り組み概要

 コープみらいは、生活困窮者への食料支援とお米の生産者を応援することを目的に、2022年3月より1年間を通し、合計約205トンのお米を地域の社会福祉協議会、フードバンクをはじめ、生活困窮者へ食料支援等を行っている千葉県、埼玉県、東京都の52団体へ寄贈しました。2023年度も1年間を通して、200トン(5kg米で4万袋)のお米を寄贈します。

 なお、これまで千葉県内では、今回の習志野市社会福祉協議会、市原市社会福祉協議会への寄贈をはじめ、白井市社会福祉協議会、八街市社会福祉協議会、佐倉市社会福祉協議会、君津市社会福祉協議会、成田市社会福祉協議会、、市川市社会福祉協議会、千葉市社会福祉協議会、フードバンクちば、フードバンクふなばし、とうかつ草の根フードバンク、いちかわフードバンクbyフリースタイル市川、まつどフードバンク、フードバンクISS、習志野子ども食堂ネットワークへ合計55,760kgを寄贈しました。

 コープみらいは、「未来へつなごう」のスローガンのもと、SDGsに関する様々な事業・活動を展開しています。お米寄贈の取り組みは、「未来へつなごう」の一つです。

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