■ 持続可能な生産と消費のために
コープ市川店(千葉県市川市)に常設するフードドライブ専用食品回収ボックスで集められた食品の寄贈先が、これまでのNPO法人フードバンクふなばし(千葉県船橋市)から地元市川市内でフードバンク事業を立ち上げたNPO法人フリースタイル市川に移行しました。
12月15日、コープみらいと両フードバンクの代表が出席した記者説明会をコープ市川店で開催しました。コープみらい千葉県本部の首藤英里子本部長は、「コープ市川店でフードドライブを実施することで、地域での支え合いや助け合いの思いが通じ、フードバンクの活動が広がってきた。今回の取り組みで、市川市の豊かな地域社会づくりにつなげていきたい」とあいさつ。フードバンクふなばしから引き継いだフリースタイル市川の野口淳代表理事は、「私たちが住む市川市を良くしたい、人とのつながりを大切にしたいという思いでNPOを立ち上げた。活動の中で、フードバンクの必要性を感じ、今回フードバンクふなばしからコープ市川店でのフードドライブ活動を引き継がせていただいた」と思いを語り、フードバンクふなばしの笹田明子代表は、「コロナ禍で食料の支援を求める方が増え、フードバンクは地域に欠かせない存在になった。市川市にはすでにフードバンクを応援したいという人がたくさんいる。フリースタイル市川の活動を待ち望んでいたと思う」と期待を込めました。
フリースタイル市川への食品の寄贈は12月1日から始まり、すでに多くの食品が寄せられています。
2021/12/16