■ 持続可能な生産と消費のために

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2022/11/03

千葉県の生産者が育てた自慢の野菜を紹介!(5)葉付青首大根

「たべること」は「いきること」。 「食べること」は私たちが健康に生きていくために欠かすことができない「大切」な営みです。食べることの大切さや食文化、食べ物の成り立ちを生産者と交流しながら次世代へ伝えていくことを目指して、食育「たべる、たいせつ」を広げています。 食について学び、生きる力を育みましょう。

今が旬!まるごと1本、葉っぱも食べよう 葉付青首大根

協力:JAちば東葛 JA全農ちば 

地表からにょっきり出た“首”の部分の薄い緑色がきれいで、みずみずしくて甘みが強い青首大根。葉付の青首大根はこの時期ならでは! 葉っぱもおいしく食べましょう。
今回は、柏市の沼南地域で大根を生産している、JAちば東葛の生産者、鹿倉 健次(しかくら けんじ)さんにお話を伺いました。

大根が畑に植えられている写真
大根の写真

おいしいと評判!大根の季節到来

朝晩が冷え込みはじめるこの時期、冬野菜は甘みを増してきます。その頃になるとご近所の組合員さんからも「『そろそろ鹿倉さんの葉付き大根が出る頃だね。白い肌がなめらかで新鮮な大根はみずみずしくておいしいね』と喜んでもらっています」とうれしそうに微笑む鹿倉さん。

大根畑の写真

青空の下、すくすく育つ青首大根

JAちば東葛の生産者 鹿倉 健次さんの写真

JAちば東葛の生産者 鹿倉 健次さん

葉っぱもおいしく食べてもらいたい

「葉っぱもまだ堅くないので、ご飯に混ぜて菜飯にしたり、それをおにぎりにしたりするとまたおいしいですよ。大根も甘くて柔らかいのでサラダや煮物、漬物やみそ汁の具など、さまざまな食べ方で楽しめます。大根はそれぞれの部位によって甘かったり、辛かったり味が違いますので料理に合わせて余すことなく使い切ってください。私は葉付きのものを1本まるごとおいしく食べてほしいという思いで30年近く作ってきました。家族の協力も頼もしいです。長男は収穫体験を企画、次男はSNSで収穫体験の様子や畑の状況を発信、2人とも農業の楽しさを多くの方に伝えてくれます。これからも土作りにこだわってきれいな状態の畑を守り、おいしい大根を組合員さんにお届けしていきたい」と息子さんたちと顔を合わせながら、笑顔で話してくれました。

大根の生産者の写真

健次さん(真ん中) 右:長男の孝男さん 左:次男の新吾さん

葉付き大根の保存方法
葉っぱの付け根と大根は切り離して保存。葉っぱはゆでて食べやすい大きさに切り、冷凍保存。
大根はラップに包んで野菜室に保存する。

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2022/11/03

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