■ 人にやさしく誇りが持てる組織を目指して

組合員の期待に応えるために

コープには、理念・ビジョンの実現に向けて、職員一人ひとりが仕事を進める際に行動の基本となる「行動指針」があります。
そして、素晴らしい行動に対して、職員が職場の仲間へ「イイネ!カード」を贈ります。贈る側も贈られる側もちょっと照れてしまう・・・でも笑顔になる取り組みです。
そして、たくさんのイイネッ!の中から、これは本当に素晴らしい!という事例、模範となる事例を毎年表彰しています。

その行動 イイネッ!!カードイメージ

コープデリグループの行動指針

2024年度行動指針表彰 大賞事例
【個人の部】コープデリ新潟西センター 木下 孝太郎さん

■学んだ事を思い出してやれたこと

木下さんコンビニの駐車場で昼休憩をしていた時、視覚障害と思われる方が歩道からコンビニの駐車場に入ってきました。
コンビニの駐車場は昼時で車がかなり行き来していました。
木下さんは危ないなと思い、トラックから降りてその方に声を掛けてコンビニの中まで連れて行ったら、本人だけでなくコンビニの店員さんからもとても感謝されました。
木下さんが宅配センターに帰着後、地域リーダーの石田さんがどうしてその行動が出来たのか聞いてみると「駐車場内は前進で停めている車が殆どで、バックで出ていく際にみんな周りをあまり確認してないなって常日頃から感じていましたので、白杖を持っている人にコンビニの駐車場は危ないという事も教えてあげたかった」との事でした。
コンビニの店員さんもいつも危ないと思いながら「気を付けてくださいね」としか言ってなかったようでした。
その後も昼休憩中に必ずその方は買い物に来られるので、その都度駐車場の車の状況を見ながらトラックから降りて声を掛けてあげているそうです。最近ではお互い〇〇さんと名前を呼ぶまでの会話もしています。そして、ご本人も前よりも気を付けて駐車場に入って来るようになりました。

木下さんがそこまでできたのは、安全運転学習がきっかけになっていたそうです。
右回り下確認や指差呼称を真剣にするようになり、バックの進入路を一時停止で確認することなど自分事として考え、他センターの事故事例共有があると一層慎重にやるようになりました。
そしてコンビニの駐車場からバックで出ていく運転手が、如何に周囲を見ないで勢いよく動き出す車が多い事にも気付くようになりました。
すごく危ないと思い、自分だけはコンビニ等で停めるときは必ずバック駐車し、停める時も発進する時も今まで以上に周りを確認して事故を起こさない事は出来る、そして今回のように白杖を持っている方やお年寄りなどには声を掛けながら「駐車場は意外と危ないので…」と教えてあげる事は出来ると思い続けていましたとの事でした。

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職員同士のつながり・チャレンジ精神を応援し、人材育成に生かします

■人材育成プログラム

職員一人ひとりが自分の今後のキャリアを考え、上司との面接を通じて、中・長期的な働き方の方向性を共有化しアドバイスを受けます。

■自己啓発

チャレンジ精神あふれる職員の成長を応援するため、自己啓発機会を数多く提供しています。通信教育の受講料補助や自己啓発表彰を行っています。

通信教育講座

業務遂行に必要不可欠な知識や自身のスキルアップのための講座を199開設しています。

自己啓発表彰

「販売士」「簿記」「語学」「介護」等、60の資格に対し表彰金や受験料補助を実施しています。

■ビジョン2035検討ミーティング

普段働いている職場の枠を取り払った職員交流を進めています。
2023年度は、ビジョン2035の全体検討の2回目として、一人ひとりが自分のくらし・仕事を見つめ直し、「2035年のコープデリグループのありたい姿」について考える機会として、コープデリ全体で6,779人が参加しました。

2022/07/08

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