■ 安心して暮らせる地域づくりのために

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任つかう責任
  • 16.平和と公正をすべての人に
2023/09/26

くらしを守るために

あたりまえの生活を守るために「忘れない・伝える・続ける・つなげる」活動を進めます。

東日本大震災の被災地への支援

2011年に起きた「東日本大震災」は大きな災害をもたらしました。死亡者 19,630名、家屋の全壊 121,781棟もの被害があり、現在(2022年3月)も 2,523名の方が行方不明になっています。福島では、いまだにふるさとに戻れない地域があり、茨城県内にも多くの方が避難されています。いばらきコープは福島の子ども保養プロジェクトや被災地視察などを通して被災地への支援、「忘れない・伝える・続ける・つなげる」活動を進めています。

・福島の子ども保養プロジェクト(コヨット)

福島の原発事故は、多くの立ち入り禁止地域を生み出し、いまだ故郷へ帰れないたくさんの人々がいます。また、育ち盛りの子どもたちが野外で思いっきり遊ぶことができないという状況も発生しました。いばらきコープは、子どもたちに安心して遊んでもらうために県内の施設・団体などの協力をいただきながら「福島の子ども保養プロジェクト」を開催しています。2021年度は1回開催し、8組25名の参加がありました。

コヨットのロゴ
いこいの村涸沼の写真

いこいの村涸沼にて

笠間工芸の丘での手ひねり体験の写真

笠間工芸の丘での手ひねり体験

減災教室

災害は、現在の科学レベルでは予知することも、防ぐこともできません。ただ、これまでの経験から被害を最小限に抑えることはできます。いばらきコープは防災士の資格を持つ組合員理事が講師になって「減災教室」を開催しました。「防災」は災害を防ぐことですが、「減災」は、あらかじめ災害の発生を想定し、その被害を最小限に抑えるための取り組みです。自らが知識を学ぶとともに行政とも協力して「減災」を進めています。(2021年度未開催)

鉾田市立旭北小学校の皆さんの様子

鉾田市立旭北小学校の皆さん

災害対策講座の様子

災害対策講座

2023ピースアクションinいばらき夏が開催されました

ピースアクション実行委員会主催「次世代に伝えたい平和への願い~被爆体験伝承者が伝えるあの日のヒロシマ~」をテーマに8月27日(日)会場での参加と、オンラインでも参加できるハイブリットでピースアクションinいばらき夏が開催されました。100名を超える参加がありました。
ピースアクションに現地ヒロシマで参加した組合員家族が、実際にみて、聞いて感じたこと、想いを自分のことばで伝えました。そのあと参加者全員自分に今できること、平和への想いをこめて「私の平和宣言」を力強く発表しました。

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の事業である、被爆体験伝承者の伊藤正雄さんによる講和被爆の実相(戦時下の暮らしや原爆被害のこと、人体への影響など)やご自身のこと、平和への想いなどお話いただきました。

これからも、いばらきコープは平和について考え、知る機会などを作り平和の活動を進めていきます。

いばらきコープはピースアクション実行委員会に理事、職員が参加しています。

行政との協定「見守り協定」と「災害時協定」

いばらきコープは茨城県及び茨城県の全市町村(44市町村)と、「見守り協定」と「災害時協定」を結んでいます。

・見守り協定

見守り協定では、コープデリ宅配において、配達の中で高齢者や子ども等の要援護者に対して異変を感じた際、市町村の窓口に連絡を取り、必要な対応を依頼しています。

・災害時協定

災害時協定では、2015年9月10日の豪雨災害の際、常総市を中心に依頼を受けた市町村に対して、おにぎり20万4,380個、菓子パン12万6,522個、紙おむつ、日用品の被害援助物資をお届けしました。
2019年の台風19号による災害の際には、水戸市からの要請に応え、200個のパンをお届けしました。

生活物資輸送しているコープデリ宅配のトラックの写真

見守り協定における行政機関への連絡件数

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
件数 5 13 9 12 10 3 10
2022/07/07

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