• 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任つかう責任
  • 16.平和と公正をすべての人に
2022/07/07

くらしを守るために

あたりまえの生活を守るために「忘れない・伝える・続ける・つなげる」活動を進めます。

東日本大震災の被災地への支援

2011年に起きた「東日本大震災」は大きな災害をもたらしました。死亡者 19,630名、家屋の全壊 121,781棟もの被害があり、現在(2022年3月)も 2,523名の方が行方不明になっています。福島では、いまだにふるさとに戻れない地域があり、茨城県内にも多くの方が避難されています。いばらきコープは福島の子ども保養プロジェクトや被災地視察などを通して被災地への支援、「忘れない・伝える・続ける・つなげる」活動を進めています。

・福島の子ども保養プロジェクト(コヨット)

福島の原発事故は、多くの立ち入り禁止地域を生み出し、いまだ故郷へ帰れないたくさんの人々がいます。また、育ち盛りの子どもたちが野外で思いっきり遊ぶことができないという状況も発生しました。いばらきコープは、子どもたちに安心して遊んでもらうために県内の施設・団体などの協力をいただきながら「福島の子ども保養プロジェクト」を開催しています。2021年度は1回開催し、8組25名の参加がありました。

コヨットのロゴ
いこいの村涸沼の写真

いこいの村涸沼にて

笠間工芸の丘での手ひねり体験の写真

笠間工芸の丘での手ひねり体験

減災教室

災害は、現在の科学レベルでは予知することも、防ぐこともできません。ただ、これまでの経験から被害を最小限に抑えることはできます。いばらきコープは防災士の資格を持つ組合員理事が講師になって「減災教室」を開催しました。「防災」は災害を防ぐことですが、「減災」は、あらかじめ災害の発生を想定し、その被害を最小限に抑えるための取り組みです。自らが知識を学ぶとともに行政とも協力して「減災」を進めています。(2021年度未開催)

鉾田市立旭北小学校の皆さんの様子

鉾田市立旭北小学校の皆さん

災害対策講座の様子

災害対策講座

平和を大切にする活動

「平和とよりよき生活のために」。このスローガンのもと、いばらきコープでは平和の取り組みを行っています。平和の取り組みの財源の一部には、組合員の皆様から協力いただいている「平和募金」を充てています。

2021年度は「ピースアクションinいばらき・春」が開催され、組合員など76名が参加しました。

被爆体験の継承や核兵器の無い世界を求める思いを共有することを目的に開催されている「ピースアクションinヒロシマ」「ピースアクションinナガサキ」への参加を県生協連とともに取り組み、オンライン会議に参加しました。また、未来の担い手である子どもたちが「平和」について学び、考えて欲しいという想いから開催されている、ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ「オンライン子ども平和会議2021」にも参加しました。

沖縄戦跡・基地めぐりを毎年開催している「ピースアクションinオキナワ」にも、オンライン会議に参加しました。

ピースアクションinヒロシマの写真

ピースアクションinヒロシマ

ピースアクションinオキナワの様子

ピースアクションinオキナワ

行政との協定「見守り協定」と「災害時協定」

いばらきコープは茨城県及び茨城県の全市町村(44市町村)と、「見守り協定」と「災害時協定」を結んでいます。

・見守り協定

見守り協定では、コープデリ宅配において、配達の中で高齢者や子ども等の要援護者に対して異変を感じた際、市町村の窓口に連絡を取り、必要な対応を依頼しています。

・災害時協定

災害時協定では、2015年9月10日の豪雨災害の際、常総市を中心に依頼を受けた市町村に対して、おにぎり20万4,380個、菓子パン12万6,522個、紙おむつ、日用品の被害援助物資をお届けしました。
2019年の台風19号による災害の際には、水戸市からの要請に応え、200個のパンをお届けしました。

生活物資輸送しているコープデリ宅配のトラックの写真

見守り協定における行政機関への連絡件数

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
件数 5 13 9 12 10 3
2022/07/07

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