■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2022/06/24

コープデリ×SDGs⑫ みんなで食品ロスを減らそう!みらいにつなぐ"もったいない"

世界中のおいしい料理を楽しむことができる私たち。でも、そのありがたさを忘れ、まだ食べられる食べ物を捨ててしまう「食品ロス」が問題になっています。コープデリグループでは「みらいにつなぐもったいない」を合言葉に、食品ロスを減らす取り組みを進めています。

毎日お茶わん約1杯分の食べ物が捨てられています

野菜、肉、魚、米......。食卓に欠かせない食品が、食べられることなく捨てられてしまうことがあります。これを「食品ロス」といい、日本では年間522万トン(令和2年度推計値)、1人当たり毎日お茶わん約1杯分、113グラムの食べ物が捨てられています。こんなにたくさんの食べ物が捨てられているなんて、"もったいない"と思いませんか?
食品ロスは、生産・加工・流通・外食、家庭などさまざまな場所で発生します。522万トンの内訳は、生産・加工・流通・外食で275万トン、家庭は247万トン。食に関わる人、つまり全員で考え、取り組むことが、食品ロスの削減につながります。

出典:農林水産省「食品ロス及びリサイクルをめぐる情勢」

【コープの食品ロス削減の取り組み】規格外農産物を取り扱っています

ちょっとした傷やサイズ違い、天候被害を受けた野菜や果物は、販売されることなく廃棄されることがあります。コープでは、見た目は劣るけれど味の問題はない農産物を「不揃い」「天候被害果」としてちょっとお得な値段で販売しています。

【コープの食品ロス削減の取り組み】商品の納品期限の延長に取り組んでいます

日本では、お店への納品期限を賞味期限の3分の1までとする商習慣があります。その期限を過ぎた商品は受け入れてもらえず、多くは廃棄処分になってしまいます。この「3分の1ルール」は見直されつつあり、コープでも賞味期限180日以上の商品の納品期限を2分の1に延長し、食品ロスの削減につなげています。

【コープの食品ロス削減の取り組み】フードバンクに寄贈しています

野菜や果物の不良品や、流通の途中でお米の袋が破れてしまう場合に備えて、コープでは予備分を入荷しています。この予備分が残ると食品ロスとなってしまうため、各地のフードバンクに寄贈しています。寄贈した食品は、フードバンクから生活困窮者、児童養護施設、子ども食堂などに提供されています。

【家庭でできる工夫】「そのまま捨てる」を減らす

食べきれずに腐らせてしまったり、消費期限・賞味期限が過ぎてしまったりして、食品を食べずにそのまま捨てていませんか? 家にある食材をチェックしてから買い物をしたり、日にちや曜日を決めて食品の消費期限・賞味期限をチェックしたりしましょう。

【家庭でできる工夫】「食べられる部分も捨てる」を減らす

野菜や果物の皮を厚くむくなど、食べられる部分まで除去して捨ててしまうことも食品ロスにつながります。捨てる部分をなるべく少なくし、例えば大根の皮はきんぴらにするなど、なるべく食べる工夫をしましょう。
大根の皮はきんぴらに!

【家庭でできる工夫】「食べ残し」を減らす

料理を作りすぎてしまった、外食時に量が多かった、嫌いな食べ物が含まれていた、と食べ残しをしていませんか? 残ってしまった料理は適切に保存する、別の料理にリメイクする、外食時には量や食べられない食材がないか確認しましょう。

コープデリグループは事業と活動を通じてSDGsの達成に貢献します。

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2022/06/24

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