地球温暖化により気温は長期的に上昇していますが、世界各地での猛暑や豪雨などの異常気象の頻発にも影響を与えているといわれています。
二酸化炭素(CO2)排出が温暖化の原因のひとつですが、日本国内では家庭での電気・ガス・ガソリンの使用による排出量は少なくありません。
環境にやさしいくらしについて、あらためて考えてみませんか?
どうなっているの?地球環境
地球温暖化はさまざまなニュースで取り上げられ、世界の平均気温は18世紀半ばの産業革命以降約0.85℃上昇したといわれています。数字で見ると小さな差のように感じますが、この気温変化が、海面上昇や干ばつなどの原因のひとつとして考えられています。
生態系への影響も心配されています。地域や農作物によっては、適切な気温の中で育つことができず、生育不良を起こしているものもあります。
例えばトマトでは、気温の上昇により花粉の機能に障害が出てしまい、花や実のつく割合が低下していることが各地で報告されています。
地球温暖化って?
地球温暖化とは、人々のくらしから排出されるCO2などの温室効果ガス※の増加によって地球の気候が変化することです
※温室効果ガス・・・温室効果をもたらす気体の総称。二酸化炭素(CO2)、メタン、一酸化二窒素、フロンガスなどがあります
※イラストはイメージです
温室効果ガスがないと・・・
地表から放出される熱は大気を素通りしてしまい、地表の平均気温は-19℃になるといわれています
温室効果ガスが適度にあると・・・
地表から放出される熱を一部吸収し、地表へ再放出することで地球の平均気温を約14℃に保ってくれています(温室効果)
温室効果ガスが増えると・・・
大気中に保持される熱が増え、平均気温が上昇するという現象が起きます
2019/05/02