■ 100年後の地球のために
電気は何からできている?
私たちが毎日使っている電気。その電気は何からできているのでしょうか?
日本で発電している電気は、7割以上が火力発電によるもの。その燃料は石炭や石油、天然ガスなどの化石燃料で、燃やすとCO2を排出します。CO2 が排出され続けると、地球温暖化につながるとされています。私たちは電気を使って快適な生活を送っていますが、その結果、排出されたCO2が、地球温暖化を引き起こしているのです。
CO2の排出を抑えるには、電気の使用量を抑えること、そして電気を使う場合は、化石燃料の割合を減らし再生可能エネルギーを使う割合を増やすことが重要です。再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、地熱など、永続的に利用できる自然エネルギーのこと。コープは美しい地球を100年後にも残すため、再生可能エネルギーを「つくる」「つかう」「ひろげる」ことを進めています。
再生可能エネルギーを「つくる」「つかう」
コープでは、宅配センターやお店、物流センターなど、施設の屋上に太陽光発電パネルを設置。これらの施設の一部では、発電した電気を施設内で使用しています。
また、産直産地で直売所などの施設に太陽光発電パネルを設置・送電しているところもあります。農産物だけでなく、産地で作られた電気も組合員の皆さんのもとへお届けしています。
生ごみを電気に!「バイオガス発電」
さらに、再生可能エネルギーとしてコープが新たに導入しているのが「バイオガス発電」。これは、従来生ごみとして廃棄していた食品廃棄物を微生物の働きにより発酵、バイオガスを発生させ、そのガスを燃料にして発電する仕組みです。化石燃料を使わないため新たなCO2 の排出を抑えることができ、さらに食品廃棄物をエネルギー源として活用できます。
2022/04/08