■ 安心して暮らせる地域づくりのために
「子ども・子育て支援基金」について詳しくはこちら
https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/news/2025/10/childcare-donation.html
【寄付金贈呈式での登壇者コメント】
◆社会福祉法人中央共同募金会 常務理事 川久保 重之 様
過去3年助成していただき、これまでに子ども食堂を利用している児童への体験支援や、生活に困窮されている家庭への食の支援、子どもたちへの学習支援、不登校児への居場所作りなどの活動につながっています。
同じ「子ども」でも、孤立・孤独、外国ルーツの家族、医療的ケア児など、地域で顕在化している幅広い課題があります。こうした課題には、日頃から地域の中で多様な方々や団体がつながっていくことが大切です。
地域で活動するコープみらいがこうした支援をしていただくことにあらためて感謝するとともに、これからも継続した支援をお願いいたします。
◆認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21 代表理事 長畑 誠 様
支援を行っているフィリピンではスラムから抜け出せずに長年暮らす家族も多く、世界で格差が広がっていることを実感しています。
そうした中でも、プロジェクトを通じて支援した若者たちが、明るく前向きに、夢を持って、お互いに助け合いながら新しい道を切り開いています。
コープみらいの組合員が身近な人だけではなく、「国境を越えた誰か」のために支援できることは素晴らしいことです。身近な人を思う心は国境を越えても同じはずです。
日本でも大変な状況にある若者が多くいますが、支援を現地で役立て、フィリピンと日本をつなぐことは、日本の若者たちの未来につながるものでもあると信じています。
◆認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド 事務局長 細井 なな 様
世界では11人に1人、アフリカでは5人に1人が飢餓の状況にあります。紛争も続いており、現地の若者は厳しい状況にあります。
そうした中でも若者たちは諦めず、対応力・適応力があり、「農業生産を行いたい」といった希望を持って頑張っています。
私たちは彼らに対し協同組合化の促進や研修などの寄り添った支援を目指しており、私たちの活動を支えてくださっているのがコープみらいです。
先日は組合員さん向けの学習会で、支援国の料理やくらしを紹介させていただき、現地の状況などもお伝えしました。
こうしたつながりで、子ども・子育ての未来を支える活動を続けていきたいと思います。
◆生活協同組合コープみらい 代表理事 理事長 熊﨑 伸
郵便の利用が縮小する中で、今年も組合員の皆さまからたくさんのご協力をいただきました。「世界中の子どもたちとご家族の笑顔につながる活動に、ささやかですが今年も参加できることがうれしい」といった声もいただいています。
各団体の皆さまには、寄付金の使われ方や支援国の現状をご報告いただいており、私たちも寄付がどのように活用されているか組合員の皆さまに伝えることで、取り組みへの理解・信頼につながっています。
この寄付金には、寄贈する人、切手整理ボランティアに参加する人など、多くの方々の想いが込められています。
こうした想いのバトンをつなぐためにも、この寄付金が大切に使われることを願い、また皆さまの活動が続くことを願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
2026年度も引き続き、「はがき・切手回収キャンペーン」を実施します!
2026年1月中旬から、宅配配達時または店舗で寄贈品送付用の封筒を配布する予定です。ご協力のほどよろしくお願いいたします。