■ 持続可能な生産と消費のために
1月16日、千葉県教育会館で行われた千葉県廃棄物適正処理推進大会の功労者表彰式典の中で、生活協同組合コープみらいは「千葉県循環型社会形成推進功労者等表彰」を受賞し「循環型社会形成推進功労者（団体）」として表彰されました。この表彰は、千葉県内での廃棄物発生抑制や循環資源の循環的利用、適正処分に貢献した個人や団体を称えるものであり、コープみらいを含む9団体が受賞しました。
表彰式典へ参加したコープみらい千葉県本部 参加とネットワーク推進部 安達課長（左から2番目）
表彰の意義
この表彰は、循環型社会の形成を推進するために、知事及び環境生活部長から感謝状が贈呈されるものであり、地域社会における環境意識の高揚を図ることを目的としています。コープみらいは、地域の組合員とともに持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めており、その実績が評価されました。
コープみらいの取り組み
コープみらいでは、活動テーマ「コープデリのリサイクル」のもと、組合員の協力を得て、購入商品の空き容器を資源として回収しています。具体的な回収品目や回収量については、こちらをご覧ください。
回収される空き容器は、購入された組合員がきちんと分別し、ラベルなども剥がして資源として提出してくれるため、コープみらいで回収される資源は不純物が少ないと評価されています。これらの回収物は、野田市にあるコープデリエコセンターでまとめられ、リサイクル業者に引き渡され再利用されています。一部のリサイクル原料はコープみらいで販売する商品に再利用され、組合員が利用することで資源の循環（リサイクルループ）につなげています。
また、エコセンターでは、組合員からの見学要請に応じて受け入れを行い、リサイクル資源の回収から再生までのプロセスを説明し、環境意識の啓発も行っています。エコセンターの見学以外にも、コープみらい千葉県本部では出前授業で環境に関するプログラムを県内の小学校や公民館で行い、リサイクルの大切さを啓発しています。出前授業の詳細については、こちらをご覧ください。
このたびの受賞は、地域社会における循環型社会の形成に向けた取り組みが評価された結果です。コープみらいは今後も、持続可能な社会の実現に向けて、「未来へつなごう」をスローガンに、組合員や地域の皆さまとともにさらなる活動を推進してまいります。
