■ 安心して暮らせる地域づくりのために
八千代市立大和田西小学校では、「SDGsの活動を通して、地域とつながれること」をテーマに、児童が地域社会の一員として自覚を持った行動をするとともに、地域社会に主体的に参画する機会を創出しています。昨年に引き続き今年も児童が自ら考えた結果、「食品ロス削減と困っている人の食の支援にもつなげるため」に、コープみらいとフードバンクふなばしと力をあわせて学校全体でフードドライブを実施しました。
7月17日(水)、八千代市立大和田西小学校で実施したフードドライブで集まった食品を届けるため、児童を代表して児童会メンバー8人がコープ八千代店に来店してくれたことを受け、フードバンクふなばしも参加して食品寄贈セレモニーを開催しました。
寄贈セレモニーでは、児童会メンバー8人が、フードドライブに参加してくれた児童たちのあたたかい気持ちと共に集まった食品をフードドライブ専用食品寄贈ボックスに直接寄贈してくれました。その後、ボックスに寄贈された食品を受け取り、必要としている人に届けているフードバンクふなばしより、どのようにお届けしているのか、食品の箱詰め作業のレクチャーを受けました。
食品寄贈セレモニー
食品の箱詰め作業のレクチャー
「お父さんが病気で仕事をお休み中、お母さん、お子さんが2人いる4人家族だと、どんな食品を送ったら喜ばれると思う?」という問いかけに対し、「子どもが2人いるからたくさん入ったお菓子が喜ばれると思う!」「お父さんが病気でお母さんも大変だから調理の手間が少ない食品が良いと思う!」など受け取った人たちの背景や気持ちを考えるやり取りがありました。
送る人の家族を思い浮かべながら食品を詰めていきます
最後に、大和田西小学校の皆さんへコープみらいとフードバンクふなばしから感謝状を贈呈しました。コープ八千代店の小此木店長からは「これからも、コープ八千代店ではおうちで眠っている食品の寄贈を受け付けているので、ご協力をお願いします」、大和田西小学校の卒業生でもあるコープデリ八千代センターの釜田センター長からは「大和田西小学校の卒業生としても、八千代地域で働く者としても皆さんの取り組みを誇りに思います。これからも地域のために一緒に頑張りましょう」、フードバンクふなばしの笹田代表からは「『もったいない』から『ありがとう』に。みなさんのあたたかい気持ちがつまった食品は、きっと受けとられた人の心とからだを元気にしてくれると思います」とお礼の言葉と今後への期待の言葉が贈られました。
児童会のメンバーからも「これからもフードドライブの取り組みを続けて行きたいと思います!」と力強い発信がありました。
児童会へ感謝状贈呈
児童からの発信
これからもコープみらいでは、大和田西小学校の皆さん、フードバンクふなばしとともに、フードドライブに取り組んでいきます。