■ 持続可能な生産と消費のために
コープデリ連合会は、2023年度にコープデリグループの生協組合員から回収したペットボトルキャップ約 7,735万個分※1のリサイクル売却益193万3,800円を「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下「JCV」という)に寄付しました。6月27日に、コープデリ連合会の熊﨑 伸理事長が事務所を訪問し、JCVの剱持 睦子理事長に目録を贈呈しました。剱持理事長より感謝状をいただきました。
コープデリグループでは、2012年より店舗や宅配でペットボトルキャップの回収・リサイクルを行っており、累計で約7億911万個※1を回収し、JCV への寄付総額は 1,727 万7,900 円となりました。
剱持理事長より「JCVは1994年に創設し、今年で30周年を迎えます。この間に、当時ワクチンを受けた子どもが看護師になってワクチン接種に携わるようになるなど、取り組んできたことが形になっていることを実感しています。ペットボトルキャップのように捨てればゴミになってしまうものを集めていただくことで、こうしてワクチン支援に役立てることができます。今回のご寄付、本当にありがとうございます。」と感謝の言葉をいただきました。
JCVはユニセフと連携し、予防可能な感染症で命を落とす子どもが数多くいる国々へ6大感染症などの※2ワクチンを贈る活動を1994年から続けています。現在の支援国はミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4カ国。これらの国では山岳部や島しょなどの地域が多く、ワクチンを届けるための設備や交通アクセスが十分に整っていない現状があります。全ての地域にワクチンを届けるため、JCVではワクチンだけでなく、ワクチンの適正温度を保つための保冷庫や運送用のバイクなど、ワクチン接種に必要な物資の購入費用の支援も行っています。コープデリグループは今後もJCVの活動を応援していきます。
※1 重量からの換算
※2 6大感染症:ポリオ、はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風