■ 持続可能な生産と消費のために
コープデリ連合会は、2022年度にコープデリグループの生協組合員から回収したペットボトルキャップ約 7,227 万個分※1のリサイクル売却益180万6,900円を「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下「JCV」という)に寄付しました。5月24日に、コープデリ連合会の山内明子常務理事が事務所を訪問し、JCVの剱持睦子理事長に目録を贈呈しました。剱持理事長より感謝状をいただきました。
コープデリグループでは、2012年より店舗や宅配でペットボトルキャップの回収・リサイクルを行っており、累計で約6 億3,176 万個※1を回収し、JCV への寄付総額は 1,579 万4,100 円となりました。
剱持理事長より「私たちの力だけではできないことを、みなさまのお力で進めることができて大変助かっています。今年は 3 年半ぶりに支援先に行くことができ、現地でのワクチン接種の状況を確認しました。現地の人々からは「続けてくださるのが一番ありがたい」と継続した支援への感謝の言葉を預かってきています。本当にありがとうございます。」と感謝の言葉をいただきました。
JCVはユニセフと連携し、予防可能な感染症で命を落とす子どもが数多くいる国々へ6大感染症などの※2ワクチンを贈る活動を1994年から続けています。現在の支援国はミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4カ国。これらの国では山岳部や島しょなどの地域が多く、ワクチンを届けるための設備や交通アクセスが十分に整っていない現状があります。全ての地域にワクチンを届けるため、JCVではワクチンだけでなく、ワクチンの適正温度を保つための保冷庫や運送用のバイクなど、ワクチン接種に必要な物資の購入費用の支援も行っています。コープデリグループは今後もJCVの活動を応援していきます。
※1 重量からの換算
※2 6大感染症:ポリオ、はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風