■ 持続可能な生産と消費のために

私たちは食品ロスを削減するために以下の取組を行っています

・規格外農産品の取り扱いをすすめます。
・商品の納品期限を延長します。
・フードバンクへの寄贈とフードドライブ活動を行います。
・2030年度までに事業における食品廃棄物を2018年度比50%削減します。

食べ物の“ もったいない”を減らしています

商品の生産から製造・物流・消費までフードチェーンの各段階で、「食べられるのに廃棄される食品」が発生しています。これを食品ロスといいます。
コープは、「みらいにつなぐもったいない」を合言葉にフードチェーン全体で食品ロス削減のアクションを進めています。

規格外農産品の取り扱い

不揃い・ハネッコ・天候被害。ちょっとしたキズやサイズ違い、天候被害を受けた野菜や果物は、商品として販売されることなく廃棄されてしまうものがあります。

コープは、見た目は劣るけれど味の問題はない農産物を訳を伝えて「ちょっと」お得な値段で販売しています。「大特価!」ではなく「ちょっと」がポイントです。
組合員だけでなく生産者も笑顔になれることが大切、とコープは考えています。持続可能な生産と消費につながります。

商品の納品期限の延長

日本には、小売店への納品期限を賞味期間の3分の1までとする1/3ルールという商習慣があります。その納品期限を過ぎた商品は受け入れてもらえないため、多くは廃棄処分になってしまいます。

コープは賞味期間180日以上の商品について1/2ルールで運用しています。納品期限の緩和がメーカーの食品廃棄量の削減につながります。

フードバンクへの寄贈

商品を物流に入荷し、組合員にお届けするまで、コープでも食品ロスとなりそうな商品が発生します。流通段階で破袋したお米、仕分けの時に発見される不良品を交換するために用意されている生鮮農産物などです。また、サイズ違いなどの理由で組合員から返品される紙おむつもあります。

コープはさまざまな理由で、組合員にお届けできない商品をフードバンクに寄贈しています。

フードドライブ活動

組合員が、家庭で眠っている食品を回収し、フードバンクを通して生活困窮者などに提供する活動、フードドライブが広がっています。

組合員活動の施設、イベント、店舗など、さまざまな場でフードドライブに取り組んでいます。

寄贈した商品はフードバンクから、生活困窮者、児童養護施設、子ども食堂などに提供されています。

コープデリ連合会は、事業と活動、つくる人とつかう人の双方の立場で食品ロスの削減を進めています。その取り組みが評価され2019年に「第7回食品産業もったいない大賞 農林水産省食料産業局長賞」を受賞しました。

食品廃棄物削減目標

「コープデリグループのSDGs重点課題~2030 年までの長期目標と中期方針~」は、コープデリグループが取り組むべき重点課題と大胆な目標を掲げることで、社会的な役割と存在意義を社会に示してSDGs達成に貢献するために策定しました。

コープデリグループは食品廃棄物削減目標を【重点課題 Ⅰ 持続可能な生産と消費のために 】のなかで掲げています。

【重点課題 Ⅰ 持続可能な生産と消費のために 】
5.サプライチェーン全体における食品廃棄物、食品ロスの削減を進めます。食品廃棄物は2030年までに2018年度比50%削減します。家庭での食品ロス削減を進めます。

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