■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2023/09/21

【食育】 千葉県の生産者が育てた自慢の野菜を紹介!(3)生落花生

「たべること」は「いきること」。
「食べること」は私たちが健康に生きていくために欠かすことができない「大切」な営みです。食べることの大切さや食文化、食べ物の成り立ちを生産者と交流しながら次世代へ伝えていくことを目指して、食育「たべる、たいせつ」を広げています。
食について学び、生きる力を育みましょう。

今が旬「生産者もほれこむおいしさ ゆでて食べるとホクホク 生落花生」

協力:(農)船橋農産物供給センター
船橋農産物供給センターのインスタグラムはこちらから
https://www.instagram.com/funabashi_center/?hl=ja

みなさん、ゆで落花生を食べたことはありますか。“おおまさり”はゆで落花生に適している品種で、この時期だけに味わえます。今回は(農)船橋農産物供給センターの生産者 櫻井 修一(さくらい しゅういち)さんにお話を伺いました。


(農)船橋農産物供給センターの生産者 櫻井 修一さん

櫻井 修一さん

私が初めて食べた“おおまさり”は粒が大きく食べごたえがあり、塩ゆでした味と“おおまさり”本来の甘みが絶妙で、食感もホクホク!「うまい!これはぜひ栽培してみたい!」と思い、耕作放棄地を借りて7年くらい前から栽培を始めました。
土の中で実が大きく育つようにと、畝と畝の間を耕し、ふかふかにして空気や養分がよく入るようにしています。“おおまさり”は1株の中でも開花がバラつくため実の成長具合が違うんですよ。そのため収穫後は、1粒ずつ殻の上から手で実の大きさを確認して選別します。手間はかかりますが、実が詰まったおいしい生落花生をお届けするための大切な作業です。まだ食べたことが無い方はぜひ食べて、この時期だけの旬の味を楽しんでください!

<4月>

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マルチの穴に種をまく


<7月>

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黄色い花が咲き始める


<8月>

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針の様な子房へいが土に向かって伸びていく

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土の中に潜った子房へいの先にサヤができて、中に実ができははじめる


豆知識

ちて実がまれる」という成長の様子が、落花生という名前の由来となっています


<9月~10月>

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たくさん実の付いた落花生を手作業で収穫していく

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収穫後コンベヤーに並べて、手で選別して出荷

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左がおおまさり!!普通の落花生より大きくジャンボ落花生と呼ばれています。

ちばインフォメーション9月18号には、落花生のレシピ(ゆで落花生・落花生の炊き込みご飯)が掲載されています。

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2023/09/21

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