■ 持続可能な生産と消費のために

  • 12.つくる責任つかう責任
2023/07/13

千葉県の生産者が育てた自慢の野菜を紹介!(1)トウモロコシ

「たべること」は「いきること」。
「食べること」は私たちが健康に生きていくために欠かすことができない「大切」な営みです。食べることの大切さや食文化、食べ物の成り立ちを生産者と交流しながら次世代へ伝えていくことを目指して、食育「たべる、たいせつ」を広げています。
食について学び、生きる力を育みましょう。

今が旬!甘~いトウモロコシ

協力:(農)房総食料センター

今回は千葉県の匝瑳市でトウモロコシ栽培をしている、房総食料センターの生産者の栗田 康雄(くりた やすお)さんからお話を伺いました。


実が詰まった甘いトウモロコシをたくさんの人に食べてもらいたい

取材に伺った5月、栗田さんは7月の収穫時期に合わせて忙しそうにトウモロコシの苗を植えていました。
「私はいろいろな品種のトウモロコシを育てています。どんな品種も先端まで実がびっしりときれいに並んでみずみずしくておいしいですよ。
収穫は早朝4時から始めます。実に糖分を蓄えて一番甘い状態なんです。でも収穫時期になると野生動物もかぎつけて食べに来るんですよ。畑の周りを防護柵で囲い作物を守る対策もありますが、費用と時間を考えると、被害にあっても大丈夫なくらいたくさんの作物を育てて、野生動物と共存しています」とおおらかに笑いました。

(農)房総食料センターの生産者 栗田 康雄さん

トウモロコシをおいしく食べるコツ

●電子レンジ
電子レンジが手軽で便利。トウモロコシの外側の皮とヒゲを取り除き、最後のうす皮一枚は残しておく。そのままラップで包み、2本ずつ電子レンジで加熱する(目安600Wで7分)。うす皮を残すことで、蒸し状態になり甘みを逃がさない。

●ゆでる
鍋でゆでるとき、何気なく塩を加えてしまうが、塩を加えると、トウモロコシの水分が抜けしわになりやすいので塩は入れずにゆでる。沸騰したお湯にトウモロコシを加えて、香りがしてくるまで8~10分くらいゆでる(ゆで加減はお好みで)。


<食べる前に>
ゆであがったトウモロコシを、塩水(1リットルの水に対して大さじ1の塩)につけると、塩味もつき、しわになりにくい。

<保存方法>
何より鮮度が大事。早めに食べきりましょう。当日調理できない場合は必ず冷蔵庫で保管する。それでも食べきれない場合は、皮やヒゲを除いてから1本ずつラップに包んで冷凍庫へ。

<豆知識>
トウモロコシのヒゲの数と粒の数は同じ!

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2023/07/13

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