■ 安心して暮らせる地域づくりのために
増え続けるプラスチック使用量、比例して増え続けるプラスチックごみ、環境への影響は悪化の一途をたどっています。プラスチック問題は、世界全体で考え、協力しなければならない問題です。
プラスチックの使う量を減らし、地球にやさしいエコな生活を送りましょう。
おうちでエコ活 みつろうエコラップづくりにチャレンジ!
ラップってキッチンでいっぱい使うけど、これもプラスチックですよね。
何度でも使える天然素材でできた「みつろうエコラップづくり」にチャレンジしてみませんか?
「みつろうエコラップ」って、どんな風に使うの?
まずは、「みつろうエコラップ」の使い方をご紹介します。
ほぺたんのバンダナで作った「みつろうエコラップ」。
パンやおにぎりを包むんだり...もちろん、器のラップもできます!
手の温度を使ってラップの形を整えるので、使い方はいろいろ!
「みつろうエコラップ」はしっかりしているので、お皿にもなります。
また、自分の好きな柄の布で、さまざまな大きさを作ることもできます。
どうやって作るのかな?「みつろうエコラップづくり」をのぞいてみよう!
材料
・みつろう(粒状のもの)
・綿100%の布(今回はほぺたんのバンダナを丸く切りました)
・チラシ (新聞紙でも可)
・クッキングシート
・アイロン
・アイロン台 (厚手のタオルで代用可)
・洗濯ばさみ
※みつろう(蜜蝋)とはミツバチの巣からとれる「ろう」のこと。抗菌・保湿効果があります。
【作り方】
(1)アイロン台が汚れないようにチラシを大きめに広げ、その上にクッキングシート、布(裏表どちらが上でもOK)、の順に重ねる。
(2)布の上にみつろうを散らし、その上にもう一枚クッキングシートを重ねる。クッキングシートと布がずれないよう洗濯ばさみでとめる。
(3)みつろうが布全体にしみ込むように、アイロン(低温80~120℃)で溶かしながら伸ばす。
足りない部分には、みつろうを足して伸ばす。
(4)みつろうが布全体に浸透したら上のクッキングシートを外し、完全に冷めたら下のクッキングシートも外し完成。
「みつろうエコラップ」を長く使うための注意点
*材料のみつろうは熱いと溶け、冷やしすぎるとひび割れを起こします。電子レンジ・冷凍庫での使用はやめましょう。
*酸に弱いので柑橘類は直接包まないようにしましょう。
*お手入れは水やぬるま湯で洗ってから自然乾燥しましょう。
普段の生活の中で少しだけ、地球に優しい行動、エコ活に取り組んでいきましょう。
みつろうエコラップは使い方を守れば何度でも洗って年単位で繰り返し使えます。上手にプラスチック製ラップと使い分けましょう。