■ 持続可能な生産と消費のために
コープデリグループでの牛乳のご利用本数は、6年間のキャンペーン期間で、1億1,945万5,380本でした。
個人募金も含めた寄付額は、130万5,500ドル。日本円で約1億3,000万円となりました。
モザンビークでは、栄養不良の治療と予防の2つの側面で、子どもたちの栄養改善を目指しました。
健診による治療と人材育成
乳幼児は、保健センターで健診を受け、栄養状態に応じた治療を施されます。
こうした健診や治療を全国で行うためには、知識とスキルを持った多くの人材が必要です。
一人でも多くの子どもを治療するために、保健員の人材育成に取り組みました。
子どもの栄養に関する知識の普及
モザンビークには読み書きができない大人が多く、ボランティアの母親たちは、栄養に関する知識を地域の母親たちに歌や寸劇、実演で伝えます。栄養不良の予防を目指し、こうした知識を広げる活動のサポートにも取り組みました
特筆すべき成果
特筆すべき成果は「巡回保健員(ボランティア)」の仕組みが整ったことです。
巡回保健員が、医療施設が遠くて通えない人のところに出向き、病気の「早期発見」「簡易手当て」をし、「保健センターへのアクセス」を促します。政府や各地の保健センターでカバーできない遠隔地のフォローが進み、子どもの置かれている状況は劇的に改善されました。
2017/03/29