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  • 16.平和と公正をすべての人に
2025/06/03

2025年「コープみらい オキナワ平和の旅」を開催しました

3月26日から28日にかけて、「沖縄の過去・現在を学び平和な未来につなげよう」をテーマに「コープみらい オキナワ平和の旅」を開催し、小学生・大学生6人を含む組合員の親子など20人が参加しました。

日本生協連と沖縄県生協連の主催する「ピースアクションinオキナワ第42回沖縄戦跡・基地めぐり」に参加し、沖縄戦や米軍基地についての学習講演や戦争体験などの報告を聞き、フィールドワークとして正殿などの主要な建物の復興工事がすすめられている首里城、魂魄の塔、ひめゆり平和祈念資料館、対馬丸記念館などを巡りました。

過去の戦争の実相や現在の沖縄の状況に触れることを通じて、戦争の悲惨さや平和の大切さを学ぶことができました。

【参加者アンケートから】

私はこの平和の旅に来るまで、沖縄で戦争があったなんて知りませんでしたので、知ることができて良かったし、私のようにまだ戦争のことを知らない人が多くいると思います。ガイドさんが言っていたとおり、みんなに「戦争の時にこういったことがあったんだよ」「大変だったんだよ」などを未来に伝え、残していきたいです。(小学4年生)

ひめゆり平和祈念資料館では、ひめゆりの女子生徒が3カ月間もガマの中に入りつらい生活を送り、解散命令が出された後に、ほとんどの人が死に至った。と聞きました。戦争はない方が良いし、ずっと平和を守りたいと思いました。(小学6年生)

僕はこの3日間で戦争の残酷さを知りました。戦争体験のお話しの中で家族がどんどん亡くなっていってしまったこと。それがもし僕だったら絶望しているなと思いぞっとしました。(小学6年生)

沖縄戦に関しては学校でも勉強しましたが、実際の戦場ではさらにひどかったという真実が知れて複雑な気持ちになりました。 平和の旅の2日目、火災で焼かれてしまった首里城を見て悲しくなりましたが、一歩一歩確実に復興しているのを見て少し安心しました。(小学6年生)

戦争体験のお話しの中で、神様に助けを願えるのが「平和」、痛くなく死にたいと願うのが「戦争」との言葉が印象的でした。戦争の恐ろしさを改めて実感し、3日間の旅を通じて自分事として考えることができました。この経験を周囲に共有し、考えを深めていきたいです。(大学4年)

「オキナワ平和の旅」旅の様子
「オキナワ平和の旅」旅の様子
「オキナワ平和の旅」旅の様子
「オキナワ平和の旅」旅の様子

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